Yahoo!ニュース

【京都市西京区】35品目京のおばんざいランチの店の裏庭にある2025巳年にあやかりたいパワースポット

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

ヘリでデートやプロポーズするならハワイで、超豪華なホテルディナーといったバブリーな時代はほど遠く、各種メディアも報道の通り、諸物価高騰のあおりも受けて、2024年のクリスマスは節約モードの人たちが多かったようですね! 来年は金運が開けることを願う人も多いのでは。

2025年(令和7年)は「巳年(みどし)」で、十干十二支では「乙巳(きのとみ)」の年にあたります。「蛇」は、古代から開運や金運をもたらす神の使いとされてきました。そして、白蛇は弁財天の化身と言われています。多くは白蛇を頭に背負う美しき女像としてあらわされるようです。仏教で如来、菩薩、明王の下に位置する天族に属する弁財天は、日本では、神仏習合によって神格化され、神としても祀られています。

山陰街道と物集女街道(西国街道)とが交差する交通の要衝でかつては宿場町として繁栄をしていた樫原にある「まちやカフェ Cafe Charmy Chat(ちゃーみーちゃっと)」の京のおばんざいと野菜たっぷりのランチプレート「35品目の彩り野菜ランチ」には、菊芋や大根、蕪など、その時旬の溢れんばかりの野菜がてんこ盛り。ほとんどが裏の畑で自家栽培したものや、近所の農家さんから直接仕入れた無添加減農薬の食材です。

その美味しいランチや神戸の萩原珈琲の豆を使った美味しいドリップコーヒーなどが評判の同店の裏庭には、御開帳は7月に年1回ですが、巳年に因む宇賀神弁財天を祀る祠があります。弁天池があって、池の周辺は整備されていないのですが、その幻想的な風景を背に、朱の鳥居と祠があって、「樫原弁財天」が祀られています。

その姿を見ると息をのむほど美しい通称「樫原の弁天さん」は、「当家」に残された帳簿にある祭礼の記録から慶應元年(1865年)に「お堂の屋根が破損し修理した」とあることから、少なくとも160年前から祠が祀られていたことがうかがえます。樫原地域の人たちによって大切に守られてきた祠です。

「まちやカフェ Cafe Charmy Chat(ちゃーみーちゃっと)」(外部リンク)京都市西京区樫原下ノ町12 075(382)0560

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。京都西山郷土史研究家。FMおとくに86.2Radio BoozeK 「京都西山サイコー」パーソナリティー。四国から大阪の元地方紙記者。京都の観光ガイドをしながら京都時空観光案内2025(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全23巻や「やさぐれ坊主京を創る・前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)、「桂女恋唄・京都西山山麓西岡36人衆の物語」をはじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。竹の街京都から発信します。

HOTSUUの最近の記事