11月から3月までの期間限定営業の志摩市磯部町的矢にある的矢かき料理の店・はしもとに行ってきました。

志摩市民でも「高級牡蠣、滅多に食べられない。なかなか市場に出ない」という的矢牡蠣ですが、近年は海水温上昇やダムの影響、環境の変化などで昔ほどは育たなくなったそうです。高級牡蠣から幻の牡蠣に変らなければいいなぁと思いつつ、電話で予約をし、車を走らせました。

お店の場所は途中から私道になります。ナビだと違う場所を案内されるので注意が必要です。

近くにあるホテル・サンペルラ志摩を目指すのが一番わかりやすいと思います。

ホテル手前にのぼりが立っています。

このガードレールの終わりを左折します。

ホテル左の細い私道を道なりに進みます。

正面の建物が的矢かき料理の店・はしもとです。駐車場は手前ののぼりがあるところと数奇屋門手前を左に入ったところの2か所になります。

立派な数奇屋門をくぐると和風邸宅があります。

的矢かき料理の店・はしもとは11月から3月末までの間、民家の一角を開放して営業しているのです。

昔、遊びに行った祖父母の家みたいで懐かしい感じがします。他にもお部屋はあります。

足を痛めているので、無理を言ってテーブルのお席をお願いしました。

そしたらこの海が見えて暖かな特等席でした。

綺麗な景色に美味しいお料理…はしもとの皆様、有り難うございました。

通常は電話予約優先で、お店側からの指定されたお席に着きます。テーブル席は1席のみで、あとは座卓になります。

お邪魔した日は日曜日だったので三交代の日でした。土、日は三交代です。平日は11時からと12時30分からの二交代になります。

メニューは定食・丼・単品いろいろ、的矢牡蠣なのにリーズナブルなお値段です。

かきフライ定食・かきめしを注文しました。

大き目のかきフライが5個、衣が薄付きで牡蠣の味を堪能できます。

大根と人参の紅白なますに干し柿と牡蠣のトッピング、揚げ物とよく合います。

あおさとお豆腐の赤出汁の中にも牡蠣が入っています。普通、牡蠣をお味噌汁の具材にすると小さくなってしまうのにこの大きさなのは嬉しいです。

そしてかきめしは牡蠣のお出汁がしっかりしみ込んで、おかずなしのご飯だけでも十分なくらいです。

かきフライ、紅白なます、赤出汁、かきめしの牡蠣尽くしのお料理の数々はどれもとても美味しくて大満足でした。

美味しいのは当たり前、実は的矢かき料理の店・はしもとは、ここに移転する前は同地区で長年愛されて、県外から通うお客様も多くいた牡蠣料理店、藤矢だったのです。牡蠣好きの間では有名なお店でしたよね。今もその味を求めて遠方からたくさんのお客様が訪れています。

美味しい牡蠣なら的矢かき料理の店・はしもと、是非チェックしてみてくださいね。

予約時間前に着いてしまっても大丈夫、こんな素敵な景色を見ているだけでも「あっ」という間に時間が過ぎていきます。

的矢湾の向かい側には四角い灯台で有名な安乗岬も良く見えました。

景色も最高だし、的矢牡蠣尽くしのお料理は美味しいし、高級牡蠣なのにお財布にも優しいし、最高のお店でした！遠方から的矢まで足を運ぶお客様が多いのも納得です。

表示価格は2024年1月にお邪魔した時の価格です。決済は現金ですのでご注意ください。

電話予約優先になります。