出張先で初対面の男性に、好みのラーメン屋さんを3店聞けば、その男性の人間性、教育環境、現在の仕事状況など80％が推測できます。

それほど、男性にとっての日常外食の中心であるラーメンというのは、その人間性を表すといってもいい、唯一無二の外食カテゴリーなのです。そして、名古屋においてこの「佐とう」を上げる男性の共通点というのは、仕事に対して本気で取り組んでいる男性と言えるでしょう。

2024名古屋市ラーメン 第3位 濃厚中華そば 佐とう（丸の内駅 0.2 km）

若かりし頃の名古屋出張では、早朝から新幹線に乗り込み、終電近い新幹線で帰京。疲れた体の名古屋ラスメシに、矢場の味仙で台湾ラーメンが日常でしたが、毎回パンチを効かせすぎて、新幹線や翌日後悔するという繰り返しでした。この感覚に同調できる方に朗報です。名古屋でのラスメシにこの濃厚中華そば 佐とうを試してみてください。

2018年創業で、初ランクインが2022年で10位。当時、これは名古屋らしくない新風の出現だな、それでいて自分の好みでもあると一食惚れしました。

ただ、当時は10位とはいえ19時過ぎに訪問してお客様は数人しかいない店内でした。それが今や、閉店1時間の訪問前に営業確認の電話を入れると、「申し訳ございません、もう麺がなくなってしまって」との事、今回の3位ということで当然以前とは状況が違うであろうとは思っていましたが、ここまでとは、、、

翌日の夜営業開始直後に訪問すると、すでに満席。

推しの地下アイドルが、メジャーデビューをしてスーパースターになるって、こんな感じなのかなと思いながら、その時を待ちました。

このスープが、一日の仕事の後の身体に染み渡るのです。

1990年代、お金がなく空腹だけ持ち合わせていた東京の大学生は、中毒のように日常的にラーメン二郎に押しかけていたように、令和の名古屋では、一日の仕事を労う男性陣はこの味を求めているようです。

このラーメンに、ライスやビールが合うなんてことは、誰でも言えるし想像するに難しくない。ただ、テーブルに並べられた3種の調味料、いずれものラーメンとのマリアージュの完成度の高さがパーフェクト！

常連さんにも是非とも、再確認していただきたい。このレベルで調味料を提供できるお店は、全国を見渡しても他にはありません。

あくまで個人的見解ですが、名古屋のラーメン店で、東京に進出しても成功の可能性がある３店、この濃厚中華そば 佐とう、酒楽亭 空庵、好陽軒、いずれも現在の東京の料理人では作り出せない、最高品質の味を提供しております。

その中で、最も行列を作るのはとなると、濃厚中華そば 佐とう！

ここには、身体や脳で汗をかいた男が、一日の終わりにオスとなって求める味があるのです。

濃厚中華そば 佐とう

愛知県名古屋市中区丸の内2-8-25 (鶴舞線/桜通線 丸の内駅 0.2 km)

営業時間 ：　11:00～14:00 / 17:30～20:30 *土曜日は昼のみ

定休日：　日曜日

お電話：　052-222-0191

2024名古屋市ラーメンBEST10ランキング

このランキングは、食べログ、ラーメンデータベース、Retty、Googleの評価指数および口コミ数（累計数、増加数、増加率）を変数として、アルゴリズム解析した結果をWRP(Web Reputation Point)として算出しています。

店舗を訪問し、食事をもとにした主観的な質的評価ではなく、各サイト上での所有スコアの量的評価であり、客観100、主観ゼロのランキングです。