【日南市】まるでジャングル!亜熱帯性の植物に囲まれて異世界を楽しみました
雨の日でも楽しめるお出かけスポット、南郷町にある『トロピカルドーム』をご紹介します。
トロピカルドームは、亜熱帯作物支場の研究成果を展示するとともに、珍しい亜熱帯性の花や木、果樹などが植栽されており、1年を通して様々な植物を楽しむことができます。
ドームの中は、普段は目にすることのない貴重な植物が一面に広がり、ジャングルや映画の世界に飛び込んだような感覚でした。
その中でも、G7農相会合の歓迎レセプションに展示されたマンゴーは特に目を惹かれました。
支場長に話をお伺いすると「宮崎の方にマンゴーがどの様に生っているかみてほしいです」とのこと。マンゴーについて詳しくお話をしていただきました。
海外では、木から落ちる前の完熟していないマンゴーを収穫して移動時に完熟させますが、宮崎の完熟マンゴーは、完熟して自然に落果したものを出荷しています。
樹上で完熟させているため、甘みが濃厚で美味しいマンゴーを収穫できます。しかし、樹上で完熟させることで虫に食べられるなどのリスクがでてしまいます。約35年間に渡り、研究に研究を重ねて今の技術に辿り着いたとのこと。
マンゴーは、2月頃に花が咲き始めて5月頃から落果して収穫が始まるため、マンゴーを見に行くなら早めに行くことをおすすめします。
また、例年でしたらトロピカルドーム周辺は、ジャカランダで紫色に染まって見頃ですが、昨年の台風の影響もあり今年は、ジャカランダの本数が少ないとのことです。
皆さんも珍しい亜熱帯地方の植物に囲まれて楽しい時間を過ごしてみませんか?
【施設情報】
[施設名]トロピカルドーム(宮崎県総合農業試験場 亜熱帯作物支場)
[住所]南郷町贄波3236−3(外部リンク)
[電話]0987−64−0012
[営業時間]10:00〜17:00
[料金]見学無料