1日9万個生産!千葉成田市「米屋」ぴーなっつ最中など3種まとめ実食レビュー
気になる千葉ご当地グルメを紹介します。
千葉県の特産品といえばピーナッツ。千葉はピーナッツを推していて、ピーナッツ味噌などのピーナッツゆかりのソウルフードが存在します。
そんなピーナッツご当地メニューのひとつが「ぴーなっつ最中」。
明治32年から千葉県成田市にお店をかまえる「なごみ米屋」が平成10年より本格販売を始めたお土産で「生あん・ぴーなっつペースト・ぴーなっつの甘煮」などのあんこの原料に過熱を加えながら練り上げ、サクッとした最中生地にあんこを詰め込んだ逸品。
1日最大9万個を生産する「ぴーなっつ最中」と「ぴーなっつ饅頭」・「ぴーなっつパイ」の3種類を実食しました。
ぴーなっつ最中・ぴーなっつ饅頭・ぴーなっつパイを実食
ぴーなっつ最中は先ほど紹介した通り、ぴーなっつのおいしさを最大限に生かした和菓子になっています。ここからは冒頭でお伝えした最中以外の「ぴーなっつ饅頭」「ぴーなっつパイ」を簡単にご紹介します。
まずは「ぴーなっつ饅頭」から。白餡にぴーなっつの甘露を練り込んだ逸品で落花生ペーストを加えた、饅頭生地であんこを包み込んでいます。
つぎに「ぴーなっつパイ」。小豆餡と白餡をブレンドして落花生ペーストを加えたあんこをぴーなっつの甘露を加えた落花生型のパイで包み込んでいます。
両方とも作り方が最中と異なり、オリジナルティがあふれていますね。それでは1個当たりの成分表です。
最中・・・1個当たり132kcal。炭水化物は27.3g
饅頭・・・1個当たり127kcal。炭水化物は24.4g
パイ・・・1個当たり108kcal。炭水化物は13.4g
3品を並べてみました。左から饅頭・最中・パイの順に並んでいます。最中が一番大きい。
半分に切ってみました。こちらも左から饅頭・最中・パイの順です。あんこの色がすべて異なります。
食べた感想をまとめると…
「ぴーなっつ最中」
サクッ・パリっとした薄皮最中生地にぎっしりぴーなっつあんこが詰まっていて、ぴーなっつの香りとともに餡子の甘みが口の中に広がります。最中生地は柔らかく、すぐにボロッと崩れてしまいますね。ぴーなっつの味は結構広がりますが、餡子の味もそれなりに強い。
「ぴーなっつ饅頭」
3品の中で一番甘く、最中のようなねっとりとした甘さや食感ではなく、あんこといった味です。ぴーなっつの味は饅頭の方が若干強く、3品の中ではぴーなっつぽさが一番出ていたと思います。
「ぴーなっつパイ」
パイ生地はしっとりしていてかなり柔らかい。生地からはぴーなっつの香りはほとんど感じませんが、あんこからはぴーなっつの香りをしっかり感じられます。ただ、3品の中で一番ぴーなっつの香りは弱く、ぴーなっつを求めている人には物足りないかもしれません。あんこもねっちょりではなく、一番さっぱりしていましたね。
3品それぞれの味が出ていて、違いを楽しめるぴーなっつ和菓子でした。
「ぴーなっつ最中」が一番イメージに近い味がしたので、一番最初に食べるとしたら「ぴーなっつ最中」を選択した方がいいかもしれません。
ごちそうさまでした。
詳細:公式ホームページ