ゴルフが上手くなりたい人はとにかく"グリップを柔らかく"握って下さい。その理由を解説します。
「ゴルフが上手くなる秘訣は、ものすごく柔らかくグリップを握ることだ」と松吉信コーチは話す。
これには3つの理由がある。本記事ではその内容を詳しく解説する。
理由1
まず1つ目の理由は、グリップを柔らかく握るとコックが自然にできるということだ。
コックは自らの意思で行おうとするとぎこちないものになってしまう。
柔らかくグリップを握っておけばテイクバックでコックが自然に入るため、スイングに良い影響を与えやすい。
理由2
2つ目の理由は、グリップを柔らかく握るとシャフトをしならせやすいということだ。
スイング中は腕とシャフトが一体化している。グリップを強く握っていると腕に力がガチガチに入ってしまう。この状態では腕もシャフトもしならせられない。
グリップを柔らかく握ると腕に力も入らないため、シャフトもしなりやすくなるのだ。
理由3
グリップを柔らかく握るとクラブが抜けやすくなる。
反対にグリップを強く握るとクラブが刺さりやすくなる。
つまりグリップを柔らかく握った方がミスになりにくいのだ。
シングルの筆者の感想
『グリップは小鳥を握るくらいの力加減で握るべし』とゴルフではよく言われる。
しかし実際にこれくらい柔らかくグリップできている人はほとんどいない。
ぜひ一度大袈裟にグリップを柔らかく握ってみてほしい。今まで体感したことのない世界を味わうことができるだろう。