共感の嵐!整理収納アドバイザーが感じた片付け現場あるある10選
岐阜県で整理収納アドバイザーとして活動している高桐久恵です。
活動7年目に入る私ですが、これまで300軒以上のお宅にお邪魔をしてきました。そんな多くのお宅を見てきて感じたお家の中の様子やそこで暮らす家族の様子をクスっと笑えるあるある俳句で表してみました。
誰もが共感しかない内容になっていますので見てみてください!
着る服ない 言ってる割に 衣装持ち
「着る服がない!」とおっしゃる方ほどかなりの量の洋服をお持ちです。
ないんじゃなくて、どんな服を持っているか分からないだけかもしれません。
数をしぼり自分で管理できる枚数を持てるようになると、アレとアレを合わせてみようという感じでオシャレも楽しめるようになるかもしれません。
3年着ていない服は今後着る可能性が極めて低いです。この機会に一度、見直してみましょう。
着る服は 洗濯物から 選んでる
2階にクローゼットがあったりすると取りに行くの段々と面倒になり、洗濯物から探して着るようになり、結局毎日同じような服を着ていませんか?
このような場合は一度洗濯動線を見直してみてはいかがでしょうか?
干し場と収納場所を近くに配置すると、干しっぱなしもなくなると思いますよ!
実家には 荷物が住んでる 部屋がある
実家あるあるですね。子どもが独立し家を出ると、それまで使っていた子ども部屋が自然と物置になっていくお宅がとても多いです。
子ども部屋が空いたらご主人の書斎をつくってあげたり、奥様の部屋をつくることをおすすめします。
熟年夫婦には適度な距離が必要だと思いますので、ご自身だけのスペースは早いうちにつくっておくと夫婦仲もよくなりますよ!
子のために? どれだけ必要 空き箱の山
お子さんが小さいうちは工作などで急に空き箱や空き缶が必要になることがあります。
だからといって箱は捨てずに全部とっておくと余計なスペースがとられてしまいます。
このような場合はある程度「枠」を決めてしまいましょう。段ボールに入るだけ、押入れの上段のスペースに入るだけなどと自分でルールを決めると、より使いやすいサイズなどを残せるようになります。
無意識に 買ってしまう お掃除グッズ
片づけたい、掃除したいという気持ちが強ければ強いほど収納グッズや掃除グッズを無意識に買ってしまう方が多いようです。
それが逆に物の量を増加させ、散らかってしまうという悪循環を起こしてしまいます。
物は使うこそ活きます。買ったら使う!どんどんキレイにしていきましょう!
迷うもの メルカリ出して そのまんま
捨てようと思っても捨てられないものってありますよね。
高価だったものやまだ使えそうなものは売ればお金に代わるかもしれないと思ってしまいがち。
フリマサイトに出品したのはいいけれど、いつ売れるか分からない。売れるのを待つもの達はその日を何日も何か月も待つことになります。
こういう場合はある程度の期限を決めて、時期が来たら思い切って手放すかリサイクルショップに持っていき処分してもらいましょう。
人呼びたい いつでも呼べる 箸の数
私が訪問サポートにお伺いしたお客様のほとんどが「人を呼びたい」とおっしゃられます。
いざ物を出してみると、物の数だけはいつでも人を呼べるくらいの量をお持ちです。
コンビニやスーパーでもらえる箸やスプーンは家族の人数分くらいで十分。溜まっていくということは使っていない証拠。
一か月にどのくらい使うのか考えてみましょう!
靴下の 神経衰弱 終わらない
こちらもあるあるですよね!家族が多いほど神経衰弱は終わりません。
私はこうなるのが嫌で仕事用の靴下はすべて同じ黒の靴下にしています。ぐちゃぐちゃにしまっても2足とりだせばすぐに使えます。
靴下は多くの方が持ちすぎている場合が多いので何足あればいいのか考え、所有する枚数を決めてしまいましょう。
片付けの そばから出てくる 片付け本
私自身、片付けが苦手で克服したいと思っていたころに初めて手にしたのが片付け本でした。
読んで片付けた気になり本に載っていた収納グッズを買いに走り、見よう見まねでやってみたけど何だかしっくりこない…。
皆さんもこんな経験はないでしょうか?
今言えることは、本に載っていた情報はあくまでそのお宅に合ったやり方だったということ。
家族構成や間取り、生活サイクルなどによって収納も手順も変わってくるのです。
今はSNSでも多くの情報があふれています。すべてを鵜吞みにせず、色々なやり方を取り入れトライ&エラーで試行錯誤を繰り返しながら、自分に合ったやり方を探してみましょう!
片付けの プロを呼ぶのに 片付ける
このあるあるは整理収納アドバイザーになって感じたもの。
やはり人を呼ぶとなると皆さん、少し整えないと!と思うようです。
人を家に呼ぶということは片付けのきっかけに一番いい機会です。みなさんも片付けたいな…と思ったらお友達をお家に招待しましょう。
整理収納アドバイザーを呼ぶときはありのままの状態を見たいので、できるだけそのままの状態を見せてくださいね!