【富士市】時には早起きして神聖な蓮の花に思いを馳せに行こうか
こんにちは、Pillonピヨンです。
大渕にある代通寺というお寺で蓮の花が見ごろを迎えます。7月中旬の今はまだ咲き始めでしたが、見ているだけで心が洗われるような気持になれました。
代通寺は日蓮宗のお寺で、毎年見事な蓮の花を育てています。なんともう23年も育て続けているのだそうです。
まずは本堂にお参りをし、それから蓮の花を見学させていただきます。撮影なども可能ですが、先に本堂へのお参りを済ませましょう。
本堂へ続く道、左の広場にも蓮の花はありますが、まだ見ごろを迎えてはいませんでした。
蓮の花は7月中旬から8月一杯が見ごろだそうです。日光が強くなってくると一気に咲き始めるそうで、それでも一日目は少し開く程度、二日目にはもう少し、夜になると閉じてしまいます。三日目になるとよく見る”蓮の花”になり、四日目には大きな花弁をはらはらと落とし散ってしまうとのことです。
朝5:30くらいから開花が始まるので、撮影をしたい方は早めに到着しなければなりません。駐車場は20台以上停められますが、近隣の方に迷惑にならないようエンジンは止めるなどの配慮が必要です。
代通寺では毎年水を張った鉢の中に新しく出てきた根を新たな親とし、植え替えをして新しい蓮を育てているそうです。育てるのはなかなか難しそうですが、それを23年もつづけてきたというのは本当にすごいことですね。
お話を聞き、帰り際に蓮の種をいただきました。種は1000年も生き続けるそうで、蓮が絶えたと思われた後、この種から又芽吹き育てられたそうです。
日差しの強くなる8月からが開花の本番の様です。朝早くから咲き始め、お昼くらいには閉じてしまう蓮の花、とても神秘的です。
泥からなる蓮池から伸びた蓮の茎、花は泥に汚れることなく清らかに花を咲かせます。そのことから蓮の花は清らかさの象徴とされたそうです。仏教では仏陀が蓮の花の上に座る姿で描かれています。
代通寺へは大渕中学校を右手に見ながらさらに北へ向かい、曽比奈バス停で左右に分かれる道を左に進んでください。すぐに左側に案内が見えます。
夏の暑い日の始まりに涼を与えてくれる蓮の花、これからは夏が楽しみになりそうです。
代 通 寺
所在地 富士市大渕2132
電話番号 0545-35-0564
駐車場 20台以上