台風24号を追いかける台風25号。週末からの3連休への影響は?
台風24号と台風25号の進路は?
暴風をもたらした台風24号
台風24号で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
台風24号は予想通り、強い勢力を保ったまま一気に日本付近を縦断し、各地に記録的な暴風や大雨をもたらしました。
アメダスによる最大瞬間風速の観測では、きのう日曜日は九州から関東にかけての27地点で観測史上1位の値を記録し、きょう月曜日になってからは八王子で45.6メートルを記録するなど、午前9時現在、関東から東北にかけての28地点で観測史上1位の値を記録しました。
上記のアメダスは統計が10年程度と短いものですが、50年以上の統計がある気象官署や測候所でも、河口湖で41.9メートル、千葉で41.1メートル、東京都心で39.3メートルといずれも10月としては観測史上1位の値を記録し、東京都心では1937年以降の3番目に強い風となっています。
台風24号は今後北海道の東へ遠ざかり、温帯低気圧に変わる見込みです。
あとを追いかける台風25号
一方、フィリピンの東を西進している台風25号ですが、きょう午前9時には中心気圧965hPaの強い勢力となっています。
今後も台風24号と同じようなコースでさらに発達しながら北西方向へ進み、木曜日から金曜日頃に沖縄近海へ達する見込みです。
その後、3連休初日の土曜日にかけて、東シナ海を北上する見込みですが、この時点では予報円の直径が約1000キロあり、西寄りへ進めば台湾から大陸方面へ進む一方、東寄りに進むと沖縄本島から九州へ近づくという、まさに台風24号と同じようなコース取りをする心配があります。
もし本州付近に大きな影響があるとすれば、土曜日からの3連休ということになりそうで、秋の行楽シーズンの週末を2週連続で台風が直撃するということにもなりかねません。
今後もこの台風の進路予想から目が離せない状況です。
今回も転向するかは太平洋高気圧がカギ
台風25号が本州付近へ向かってくるかどうかは、今回も太平洋高気圧の勢力が大きなカギを握っています。
今のところ、台風25号が沖縄付近に達しているであろう金曜日(5日)の予想では、今の時期としては太平洋高気圧の勢力が南海上から日本付近にかけて強く、台風をブロックしているような感じとなっており、このため台風25号は東シナ海を大回りして朝鮮半島へ向かうような計算もあるようです。
ただ今回の台風24号の時もそうでしたが、太平洋高気圧の勢力予想は数日でぶれることも多々あり、もし金曜日から土曜日頃にこの予想よりも弱くなれば、九州に接近するように東寄りの進路をとることも十分に考えられます。
また東シナ海では大回りするものの、偏西風にのって急激に九州に接近してくることも考えられます。
一方、高気圧が強まれば大陸方面へ進むことも考えられますが、これは今のところ少数派といった感じです。
また時期的に10月になれば、東シナ海へ進む台風の多くが本州付近へ転向してくるという統計もあり、この点からも要注意と言えるでしょう。
いずれにしても沖縄では直接の影響を受けそうですから、厳重な警戒が必要です。