横須賀市の美味しい情報を発信！うみちゃんです。

クリスマスが終わると、一気に年末の忙しなさを感じますね。

先日はお餅を買って少しずつお正月の準備をしています。お餅には餡をつけて食べるのが大好きです。

そうだ！餡を買いに行こう

京急バス 大矢部2丁目のバス停前に、東京靴流通センターがあります。

その隣に湘南製餡株式会社があります。

湘南製餡株式会社は1964年6月 (昭和39年)に設立。生餡、ねり餡、羊羹の製造販売のほか製菓材料、製菓道具の卸販売を行っています。

大矢部にある工場には、併設の和菓子直売所があります。

美味しそうな餡や和菓子

湘南製餡さんの和菓子は、コースカのわくわく広場でも取り扱いがありますが、直売所が一番種類が揃っています。

ピピピと筆者の餡センサーが反応しましたよ。

お目当ては500gもたっぷり入った特製餡です。白ねり、こしねりあん、小倉トーストあん、粒ねりがあります。あん好きにはたまらないラインナップです。

真空パックのため、要冷蔵で製造日から4ヶ月も持ちます。

いろんな食べ方をして味わうことができます。使う分だけ小分けにしてラップで巻いて冷凍保存も可能です。

小倉トーストあんは餡が滑らかで、カリッとトーストしたパンに乗せて食べると最高です。フランスパンにも合いますよ。

湘南製餡さんの餡は和菓子用でもあるため、甘さは控えめで小豆本来の美味しさが味わえます。

和菓子への思い

美しい艶のある小豆です。こちらが加工されて美味しい餡になります。

大きな工場内で製餡を行います。週2回、1日に1.5トンの餡を製造するとのこと。

この日は、作業が終わり、職人さんが丁寧に機械を清掃していました。

代表取締役 望月社長にお話を伺いました。望月社長は餡の美味しさを最大限に味わうことができるバランスを考えて、商品開発を行っているとのこと。

みかん大福や豆大福、いもようかん、あんとうふなど、オリジナリティ溢れる商品は、どれも「餡が美味しいなぁ」と感じる餡が主役の和菓子たち。

大きなどら焼きも大人気商品です。

ここで衝撃の事実が判明！

このどら焼きに使われている餡は、工場ではなく直火銅釜でどら焼き用に製餡しているとのこと。

餡のまろやかで優しい味は、厳選した材料と職人技だったのですね。

こっそり教えるおすすめ！

密かなおすすめの和菓子を選んでいただきました。

1つ目は栗蒸し羊羹です。小分けにカットして販売されているため、手軽に食べることができます。大きな黄金色の栗がごろっと乗っています。

見てください、この餡。

蒸し羊羹ならではの滑らかでむっちりした食感が美味しいです。

栗はしっかりと甘さを感じる一方、羊羹部分は甘さ控えめで、全体のバランスがいいです。餡と栗の風味の一体感が感じられます。

2つ目は上用饅頭です。お殿様に献上する和菓子として使われていたことから、上に用いる和菓子として上用饅頭という名前が付けられました。

底をから餡が透けて見えていますよ。

カットした瞬間「わぁ！」と、ぎっしり詰まった餡に嬉しい驚きです。お饅頭の皮は0.5cmの薄さ。こしあんは滑らかで、すうっと口の中で溶けていきますよ。

他にはない、湘南製餡さんの餡の美味しさを最大限に味わうことができる逸品です。

和菓子文化を若い世代にも

昔よりも和菓子屋が減っている現在、若い世代の人にも和菓子を食べてほしいと様々なデザインの上生菓子も販売。

ピアノモチーフの上生菓子は質感や細部にもこだわって作っています。ピアノ演奏する方にプレゼントしたいですね。

美しい和菓子でお正月を迎えよう！

松、梅、寒椿、冬空という菓銘が付けられています。新年をより華やかに彩る迎春の上生菓子です。

冷凍販売のため、食べる前に自然解凍してお召し上がりください。購入後、冷凍保存も可能です。

ぜひ湘南製餡さんの和菓子を召し上がってくださいね。

年内は12/29（金）までの営業、年始は1/6（土）から営業します。

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