1年間使って分かった!折りたたみスマホのPixel Foldがメイン機種にならなかった理由
ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです。
つい先日、Pixel 9シリーズが発表されて盛り上がりを見せているPixelシリーズ。
気になる方も多いと思いますが、今回は1年間使ったPixelFoldの感想を紹介します。
僕の使い方と言うか、僕には合わなかったのが結論でメイン機種にはなりませんでした。
あくまでも個人の感想になりますので、参考程度にしていただければと思います。
Pixel Foldがメイン機種にならなかった理由
僕がPixel Foldをメイン機種に出来なかった理由は以下です。
- 開いて使うのは1割以下
- アプリの最適化問題
- 想像していた以上に重い
- カメラ性能がイマイチ
開いて使うのは1割以下
フォルダブルフォンの最大の特徴が画面を開いて大画面で使える点です。
開いて無い時は5.8インチの画面サイズですが、開くと7.6インチの大画面サイズになります、
ちょうどiPad miniが8インチのタブレットなので、小型タブレットに迫るサイズに変化します。
だったら使えばいいと思うかもですが、思った以上に開きません。
開くのが単純にめんどくさい
開いて使うことによりメリットもそこまで無い
開くと持つ時の安定性が下がる
両手で持たないといけない
主な理由はこんな感じで、開いて使うよりも閉じて使うことが多かったです。
閉じたまま使えば、普通のスマホと同じ感覚で操作ができます。
ぶっちゃけ片手で持てるので外出時はもちろん、家の中でもこのままで使うことが多いです。
やはり開いて使う用途が明確に無いと使うことはなかったです。
アプリの最適化問題
アプリの最適化問題→Pixel Fold用に最適な画面サイズで表示できるアプリが少ない
やはりアプリの表示の問題も多かったです。
例えばみんな大好きX(旧Twitter)も開いて使ってもメリットは全くありません。
むしろ開いたら見づらい説まであるので、わざわざ開いて使う気にはなれません。
逆に閉じたままで使うとこんな感じで、普通のスマホ感覚で使えます。
どっちが使いやすいかは言うまでもないでしょう。
さすがにGoogle純正アプリのGmailは最適化されており、開いても便利に使えます。
想像していた以上に重い
買う前から重いのは分かってましたが、自分の思っている以上に重かったです。
Pixel Foldの裸の状態は283gですが、ケースが非常に重く、ガラスフィルムなどを付けると353gになってしまいました。
ちなみにiPad mini 6は297gの重さなので、ほとんど同じ重さでありタブレットで電話などを持ってすると苦行なのが想像できると思います。
カメラ性能がイマイチ
Pixelと言えば、ソフトウェアと使った優秀なカメラが有名ですがPixel Foldはそこまでカメラ性能が高くはありません。
約25万円もするハイエンドモデルでありながら、安いPixel 8のほうが圧倒的に性能は上です。
カメラ性能を期待して買うと後悔するレベルで、カメラだけで見ればミドルレンジクラスの性能だと思ったほうが良いです。
Pixel Foldはこんな人に向いている
ここまでだとPixel Foldのネガキャンになってしまいそうなので、向いてる人や使って良かったメリットもあげておきます。
こんな方は買っても後悔しないと思います。
電子書籍(特にマンガ)を良く読む人
- 動画をスマホで見てる人
- 画をスマホで見てる人
電子書籍や動画をよく見る人
電子書籍、特にマンガは相性抜群で非常に読みやすいです。
開いて見ると見開きで表示されるので、紙の本と同じ感覚で読めます。
逆にマンガの場合は開かないで見るとページスクロールも多くなるし、迫力も無くなるので魅力は半減します。
ただ雑誌に関してはサイズが小さいこともあり、読みづらいです。
タブレットでさえサイズ不足を感じるので、さすがに雑誌メイン用途ではおすすめできません。
動画をスマホで見てる人
動画、特にYouTubeをスマホで見ている方にはおすすめです。
自宅に居る時は開いて大画面で見れば、タブレットに匹敵する大画面で見れるし、電車の中などでは閉じたままで見るなど使い分けが可能。
ステレオスピーカー搭載で音質も悪くなく、有機ELディスプレイのキレイな画面で動画や映画が見れるので、タブレットの液晶画面では味わえない高精細な画面で動画鑑賞ができます。