【藤枝市】「昭和のこどもたち展」~石井美千子創作人形の世界~6月9日まで藤枝市郷土博物館・文学館で
藤枝市郷土博物館・文学館で博物館特別展「昭和のこどもたち展」~石井美千子創作人形の世界~が2024年6月9日まで開催しています。
開催期間:2024年4月6日(土曜日)~2024年6月9日(日曜日)午前9時~午後5時【藤まつり期間を除き、月曜休館】
会場:藤枝市郷土博物館・文学館(静岡県藤枝市若王子500)
昭和30年代のこどもたちの世界を人形で再現~あのころの自分に会いに行こう!~
本年の藤枝市制70周年にちなみ、市制が始まった頃-昭和30年代-の子どもたちの日常と遊びの世界を、精巧な桐塑人形とジオラマで振り返る「昭和のこどもたち展」を開催します。
人形作家の石井美千子は、生後間もなく母親と死別した経験から、自分の子どもたちのために母親の証となるものを遺したいと考え、桐塑人形を作り始めます。創作のテーマを自分の子供時代とし、昭和30年代の子どもや女性の人形を作り続け、1993年、100体完成を機に初の個展を開催します。その後、全国100か所以上で「昭和のこどもたち展」を開催して150万人を動員し、昭和30年代ブームのきっかけとなりました。創作した人形は64タイトル332体を数えます。
昭和30年代、物質的には貧しくても、子どもたちは自然の中で元気にたくましく遊び、その生命は輝いていました。石井は人形たちに昭和の心を表現しようと精魂傾けて制作にあたりました。
石井の没後初めての遺作展となる本展では、「昭和のこどもたち」の主要40タイトルの作品を展示します。写実的な人形たちで再現された懐かしい日本の原風景を通して、昭和の子どもたちの生きざまや、日本的な家族の姿、親子の情愛を感じていただければ幸いです。(イベントHPより引用)
石井美千子(1953-2023)
昭和28年、福井県生まれ。
人形作家。東京デザイン専門学校卒業。
桐塑人形作りを学び、1989年より「昭和のこどもたち」をテーマにした人形を作り始める。
1993、東京で昭和のこどもたちの個展を初開催。2000年、江戸東京博物館で東京2000年祭共催事業として昭和のこどもたち展を開催。その後、全国100か所以上で展覧会を開催し、動員数は150万人に達した。
令和5年10月、病により逝去。(イベントHPより引用)
【イベント情報】
博物館特別展「昭和のこどもたち展」~石井美千子創作人形の世界~
会場:藤枝市郷土博物館・文学館(静岡県藤枝市若王子500)