朝が苦手だからって怠け者とは限らない⁈【9割が知らない!睡眠の勘違い3選】
こんにちは、読書家・はるママです。
今回は、「9割が知らない!睡眠の勘違い3選」についてお話しします。朝が苦手だからって怠け者とは限りません。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
1.1分で眠れる人は健康的
「のび太君のように、横になった瞬間に眠れる人がうらやましい!」と思っていませんか?私も寝つきがいいタイプではないので、気持ちはよくわかります。
実は、現在の睡眠障害の検査基準では、8分以内に寝入るのは病的な眠気とされているそうです。健康的な人は、入眠に10〜20分かかるのが普通。
仕事が終わり、家に帰ってきて倒れるように寝てしまう人は、毎日の睡眠時間が足りてないのかもしれません。睡眠不足が続くと、不安感が強くなって、仕事の生産性が落ちます。するとさらに時間がなくなって睡眠を削るというマイナスサイクルに。心当たりがある人は、まずは眠って、元気を回復しましょうね。
2.アラームがないと起きられない
朝はスマホのアラームで、何度もスヌーズを繰り返し、しぶしぶ起き上がるのが当たり前になっていませんか?
実は、「何時に起きる」と意識すると、目覚ましがなくても起きられるんですよ。「自己覚醒法」といって、やり方は簡単です。「私は明日、〇時に起きます」と3〜4回言って、大丈夫と思えたら眠りにつくだけ。
自己覚醒法を使うと、寝覚めがスッキリします。起床の1時間ほど前から、覚醒を促すホルモンの量が増えて、起きる準備が整うからです。アメリカでは、20歳以上の約半数が、自己覚醒しているそう。慣れるまでは、アラームを併用すれば安心です。ぜひお試しあれ。
3.朝が苦手な人は怠け者
私は高校生のとき、夜はなかなか眠れないし、朝は学校があるから無理やり起きて、午前の授業はずっとぼんやりしている状態でした。早寝早起きが良いとされる世の中で、夜更かしは悪いことという思い込みを持っていた私の自己肯定感はどん底。今、過去の私のように悩んでいる人に伝えたいのは「朝が苦手だからって怠け者とは限らない」ということです。
睡眠リズムには、朝型・中間型・夜型の3種類があり、これをクロノタイプといいます。朝型は寝起きがよく、午前中に集中しやすい傾向があり、夜型は夜更かしに強く、夕方から元気になります。
クロノタイプは、思春期から20代にかけて平均2時間ほど夜型にずれます。もともと夜型の私は、高校生のとき超夜型だったのです。クロノタイプは遺伝によって決まるため、無理に変えようとするより、できるだけ自分に合った生活リズムを整えるのがおすすめ。
世の中は朝型に有利にできていると感じることも多いかもしれませんが、夜型だって、夕方から夜に一気に集中すれば、とんでもないポテンシャルを発揮できるはず。夜型の仲間たち、応援しています!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。あなたにとって心地いい眠りのために、少しでも役立ったら幸いです。
私はこのことを、快眠セラピスト・三橋美穂さんの著書「オトナ女子の不調と疲れに効く 眠りにいいこと100」を読んで学び、自分なりの解釈を加えて発信しています。本書には、今回ご紹介した他にも、ぐっすり眠って元気になる知恵が満載です。もっと詳しく知りたい方は、是非お手に取ってご覧ください。
【参考文献】
「オトナ女子の不調と疲れに効く 眠りにいいこと100」
三橋美穂・著 かんき出版
この本に出会えたこと、感謝しています
※読書レビューにおいて、かんき出版様に書籍を提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。