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29歳の速球派右腕、3年半ぶりの白星 打線も14得点で援護<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2018年10月以来の勝ち投手となったハン・スンヒョク(写真:KIAタイガース)

24日のKBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。

キウムヒーローズ-KIAタイガース(コチョク)はKIAの先発ハン・スンヒョクが好投。150キロ台前半の直球、フォーク、スライダーのコントロールが良く、7回95球を投げて被安打7、失点2、キウム打線から6つの三振を奪った。

KIA打線は3回までに9点を挙げてハン・スンヒョクを援護。12安打を連ねたKIAが14-2で勝利した。ハン・スンヒョクは今季3度目の先発登板で初勝利。2018年10月10日以来、約3年6か月ぶりの白星となった。

◇4月24日(日)の結果

・トゥサン 0 - 5 LG(チャムシル)

 勝:イム チャンギュ

 敗:クァク ピン

・キウム 2 - 14 KIA(コチョク)

 勝:ハン スンヒョク

 敗:ハン ヒョンヒ

・KT 1 - 2 NC(スウォン)

 勝:イ ヨンチャン

 敗:パク シヨン

・ハンファ 1 - 3 SSG(テジョン)

 勝:オ ウォンソク

 敗:キム ミンウ

・サムスン 4 - 7 ロッテ(テグ)

 勝:イ インボク

 敗:ヤン チャンソプ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「パク・トンウォン、KIAへ移籍」

キウムの好守の要、捕手のパク・トンウォンは移籍による他球団での出場機会を求め、キウムはKIAとの1対1のトレードを決断。KIAからは内野手のキム・テジンと10億ウォン(約1億円)、今夏のドラフト2ラウンドの指名権がキウムに渡った。

KIAは23日にもハンファと2対1のトレードが成立。KIAからイ・ミンウ投手、イ・ジンヨン外野手、ハンファからキム・ドヒョン投手が移籍した。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

LGツインズ戦での出場機会はなかった。今季もここまで主に守備固めまたは代走で出場し、成績は9試合3打数無安打1四球。

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※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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