博多の伝統ラーメン

2024年の正月早々、「バナナマンのせっかくグルメ」で長浜御殿の住吉店が紹介され、物凄い人気だと風のうわさで聞いたりして。いやいや、そもそも福岡民からは昔から愛されるのが「長浜御殿」。

その長浜御殿は福岡市内で展開する地元チェーン店ですが、どのお店も地域密着型の愛されるお店、福岡のソウルフードとも言ってよいのでしょうか。

各店舗にファンも多く、お店ごとの味わいが楽しめるのも魅力。今回は、福岡市早良区を走る国道202号線沿いにある「荒江店」へお伺いしてみました。店前に駐車スペースもあります。

辛し高菜ラーメン

少し泡立つシルエット。そこにネギとチャーシューがトッピングされ、追加の辛し高菜です。この荒江店の仕上がりは、スッキリ感がありサラリといただける。泡立つスープには重さや臭みは全く感じない。程よい塩味とコク深さが広がるとっても美味しい豚骨スープです。

ギョーザ

御殿はこの餃子が美味い。一口サイズでパリッと仕上がった博多一口餃子。一皿ペロリといただける。ラーメンと一緒にいただきたい人気のサイドメニューです。

おにぎり

またこのおにぎりのシルエットが良いですよね。海苔とふりかけの1皿2個セットです。懐かしさも感じるおにぎりは、ランチタイムには人気です。

そして御殿の辛し高菜がまた美味い。ピリッと辛くて味わいも良く、このさっぱりとした豚骨スープに高菜の刺激が加わると絶品。辛し高菜は別皿でいただけるので、最初はノーマルを楽しんで替玉時に味変するのも良いです。

博多スタイルのオーソドックスな中細麺。スープとの相性良く、スルスルっといただきながらコシもある食感も美味しい。サラッと食べ終えて替玉です。

卓上調味料

ゴマにコショウ、紅ショウガ。ラーメンのタレが置いてあります。博多ラーメン定番と言える卓上調味料ですね。

歴史も長い長浜御殿。昔ながらの通い続ける常連さんも数多く、そして通学路の学生さんもまた数多く訪れています。中には親子２代にわたって常連さん、なんて方もいらっしゃいます。シンプルだからこそ飽きがこないラーメンは、老若男女に愛される、まさに地域密着型の名店です。

長浜御殿 荒江店