ウクライナ軍、2022年2月からロシア軍の装甲戦闘車両撃破5000台突破:エッフェル塔11本分の重さ
多くの装甲戦闘車両がドローンで上空から爆弾投下で破壊
ウクライナ軍では2022年2月24日にロシア軍に侵攻されてから殺害したロシア軍の兵士の数、破壊した戦車、戦闘機など兵器の数をほぼ毎日公表している。
ウクライナ軍によると2022年2月24日から2022年10月4日までの約7か月の間でロシア軍兵士の戦死者は60,800人以上で、破壊した装甲戦闘車が5000台を超えた。ウクライナ軍によると、ロシア軍の装甲戦闘車5000台はエッフェル塔11本分の重さに相当する。
ウクライナ軍によるロシア軍侵攻阻止のために、攻撃用の軍事ドローンが多く活用されている。また民生用ドローンも監視・偵察のためだけでなく、改造されて爆弾投下を行えるようになっている。
そしてロシア軍の装甲戦闘車両や戦車、大砲などを上空からドローンで爆弾を投下して破壊している。ミサイルも多く使用して破壊しているが、特に民生品の小型ドローンを用いて上空から撃破している。最近はロシア軍が撤退して置き去りにされた装甲戦闘車両や戦車にも、民生品ドローンから爆弾を投下して破壊している。
ウクライナ軍では上空の民生品ドローンから爆弾を投下して地上のロシア軍の装甲戦闘車や戦車を破壊している動画をSNSで公開して世界にアピールしている。民生品ドローンなので搭載できる爆弾の量が限られているので、装甲戦闘車や戦車を完全に爆破することはできない。だが、それでもエンジンなど基幹部分を破壊して使用できなくさせることは可能だ。
▼上空からドローンによる爆弾投下で地上のロシア軍の装甲戦闘車や戦車を破壊するウクライナ軍
▼ウクライナ軍がロシア軍の装甲戦闘車5000台破壊を伝えている。