こんにちは、十三在住のアラフィフライターです。

今回ご紹介するのは、2023年3月にグルテンフリーのフランス菓子専門店として淀屋橋にオープンした「パティスリーアンシャンテ」。

芝川ビル1階のグルテンフリー専門店

大阪メトロ御堂筋線・淀屋橋駅11号出口から徒歩１分、おしゃれレトロビルとして有名な芝川ビルの1階にある「パティスリーアンシャンテ」。

グルテンフリーの専門店と聞き、美意識が高い知人への誕生日プレゼントを買いに伺いました。

芝川ビルは1927（昭和2）年に竣工された国登録有形文化財。南米マヤ・インカの装飾を纏った近代建築ビルで、ショコラティエや喫茶店、インテリアショップなどが入っています。

ここの4階にあたる屋上モダンテラスは、知人の結婚式がここで行われたので、行ったことがあるのですが、超高層ビルの谷間、ぽっかり抜けた不思議なロケーション。

6月8日（土）にこの屋上テラスでマルシェイベント「芝川ichi」が開催されるので、レトロビル好きは行ってみてくださいね。

話を戻しまして「パティスリー アンシャンテ」について。芝川ビル1階の奥にあり、かなり穴場なロケーション。

店内には「体と環境にやさしいお菓子を」というコンセプトのもと、無添加・無香料・無着色、小麦粉不使用のフランス菓子が20種以上並んでいます。

材料は国産の米粉、平飼いの卵、フランス産発酵バター、オーガニックのナッツ・ドライフルーツ・チョコレート・コーヒー豆などを厳選。店内にあるオープンキッチンで作っているので、焼きたてが店頭に並んでいます。

定番人気はカヌレ

定番人気は、フランスで食べた味を再現したというカヌレ。フランス産発酵バターと平飼い卵、オーガニックのバニラビーンズを贅沢に使っています。

カヌレは食感が肝だと個人的に思っているのですが、こちらのカヌレは外側がガリッと固く、中はとろけるやわらかさで、理想的なコントラスト。フレーバーは、ラム酒は控えめ、バニラで香りづけした素朴な味わいで、王道カヌレが好きな人に食べてみて欲しい一品です。連日売り切れるそうなので、カヌレ目的なら早めに来店を！

レモン好き必食のウィークエンド

レモン好きにおすすめしたいのが、瀬戸内レモンのウィークエンド。米粉でつくるしっとり生地を瀬戸内レモンのアイシングでコーティング。ドライにしてから砂糖漬けにしたレモンもトッピングし、レモンの酸味が遠慮なくキリッと際立っています。

1本で購入するとギフトボックスに入れてもらえ、カットした個包装もあるので、手土産用と自分のおやつ用、用途に合わせて選べるのもありがたいですね。

クッキー缶もグルテンフリー

トレンドのクッキー缶も見逃せません。3種のクッキーがぎっしり入ったトロワ（3186円）、8種のクッキーが少しずつ詰まったウィット（3726円）、キャラメルクッキーなどが10種入ったリュニック（4050円）の３タイプから選べます。

１番人気のウィットに入っているのは、オランダのバンホーテン社のココアを使用したビターノワール、熊本産米粉とフランス産ゲランドの塩を使ったナチュレル、ホロホロ食感のスノー、フランス産オーガニックチョコチップが入ったチョコチップクッキー、星形のアイシングクッキー、オレンジのママレードをのせた紅茶クッキーなどです。

ギフトに＋したいアイシングクッキー

記事のタイトルに書いた「パティスリーアンシャンテ」がギフト探しにぴったりだと思った理由は、メッセージ付きアイシングクッキーがあるから。取材は4月末だったので「HAPPY BIRTHDAY」「THANK YOU」という汎用性の高いもののほか、子どもの日や母の日用のクッキーもありました。

上記のウィークエンドやクッキー缶に＋1枚、メッセージ付きアイシングクッキーを添えたら、とても素敵なプレゼントになるんじゃないでしょうか。

新作はパルミエをのせた塩ミルクアイスクリーム

2024年4月下旬にスタートしたばかりの新作アイスクリームもいただきました。フランス産ロレーヌ岩塩とミルクの甘さが絶妙にマッチした塩ミルクアイスクリームにパティスリーアンシャンテ特製のパルミエがトッピングされています。

パルミエといえばパイ菓子なので、サクホロな食感をイメージしますが、このパルミエはしっかり焼き込まれていて、トッピングのザラメと一緒にザクザクとした食感が楽しめます。

あれこれ紹介しましたが、どれもグルテンフリー。私は特に小麦粉断ちをしているわけではありませんが、グルテンフリーと聞くと、甘いお菓子を食べる罪悪感が少し減りませんか？

自分用のおやつにも、プレゼントにも買いやすい「パティスリーアンシャンテ」のお菓子。ホームページからも購入できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。