Apple「探すアプリ」に対応したカードサイズの紛失防止トラッカーが便利!
カードサイズの紛失防止トラッカーは、充電や電池の交換ができず2〜3年程度で”使い捨て“となるのが一般的である。京都発の日本メーカーMATECHは、ソーラーパネルで充電できる紛失防止トラッカー「Smart Card Solar」を発売した。太陽光による充電で繰り返し使える魅力的なアイテムに仕上がっており、本記事で特徴や使用感をレビューしていく。
クレジットカードサイズの紛失防止タグ
「Smart Card Solar」はクレジットカードと同じサイズの紛失防止タグで、主に財布への収納を想定して作られている。実際にクレジットカードと並べてみても、ほとんど同サイズであることがわかる。
筆者はクレジットカードがぎりぎり入るコンパクトな財布を使っている。そんなコンパクト財布が好きなユーザーには、カードポケットに収納できる「Smart Card Solar」は魅力的にみえるだろう。
Appleの探すアプリに対応!
「Smart Card Solar」は、Apple純正の「探すアプリ」に対応している。残念ながらAndroidユーザーには使えないが、iPhoneユーザーには嬉しい仕様だ。
通常、紛失防止トラッカーにはバッテリー消費が激しいGPSが搭載されていない。それゆえ紛失防止トラッカーは、独自のネットワークで位置情報を取得しているのだ。「Smart Card Solar」は、Appleの探すネットワークに対応しており、近くにApple製品があれば位置情報を取得できる。Apple製品の持ち主は問わないため、他人のデバイスであっても現在地を取得できる(もちろんApple製品の持ち主は暗号化されており、プライバシーを侵害する恐れはない)。iPhoneユーザーが多い日本は探すネットワークとの相性がよく、他の紛失防止タグと比べて分があると言えるだろう。
便利な置き忘れ通知
もし財布を置き忘れてしまっても、iPhoneが通知で教えてくれる。
財布を落とすことは滅多にないが、家に置き忘れて出かけてしまっても通知ですぐに気がつけるのは有り難い。
ソーラーパネルで充電できる
Smart Card Solarは、ソーラーパネルを日光に3〜3.5時間あてるだけでフル充電が可能。フル充電してしまえば、バッテリーは最大で1年間持続する。
カードサイズの紛失防止トラッカーは、充電できない"使い捨て”仕様のモデルが多い。「Smart Card Solar」は充電して繰り返し使える。バッテリーが切れる度に買い替える必要がない点も本製品の魅力である。
まとめ: 繰り返し使える紛失防止トラッカー
この記事ではMATECHのカード型紛失防止トラッカー「Smart Card Solar」の特徴や使用感をレビューしてきた。関連記事では本稿より詳しいレビューを執筆した。より詳しい使用感や使い方、ライバル製品との比較にも触れているため、興味がある方はぜひ本稿とあわせてご覧いただきたい。
関連記事: MATECH Smart Card Solar レビュー | AirTagを超えた!?太陽光で充電できるカードサイズの紛失防止トラッカー
著者情報: たか/Number84
時代にあった暮らしのコーディネーター。生活を豊かにするモノを紹介するWebメディア「Number84」を運営。Xreal/Makuakeの公式アンバサダー、Yahoo! JAPANクリエイターとしても活動中。
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※レビュー記事の執筆にあたり、メーカーに製品サンプルを提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。