【富士宮市】ふじのみや未来塾から『ゴミ拾いYouTuber』誕生?実際のゴミ拾い作業を手伝ってみた!
自分のアイデアをカタチにをテーマに5月20日から富士宮市市民部市民交流課主催で開催されている『ふじのみや未来塾』。
これからも住み続けたいまち「富士宮」について、「地域の課題解決」や「富士宮市の魅力発信」などをテーマとして、企画作成・チームビルディング・プレゼンなどを学ぶ実践講座には、静岡大学地域創造学環客員教授の飯倉清太氏のもと12人の受講生があつまり、「高校生と大人たちの意見交換」や「柚野移住定住」、「環境美化(SDGS)」、「市民の健康増進」などそれぞれの企画をプレゼンするために講義を受けています。
その企画の中のひとつ「環境美化(SDGS)」に焦点を当てた、題して『見てSDGS!ゴミ拾いYouTuber』のグループがゴミ拾いを実践するという事で、私も手伝いにやってきました。
場所は、富士山構成資産でもある山宮浅間神社からファミリーマート富士宮山宮店までの約500mも道路沿い。
往復して約1kmです。
歩き始めて、5分もしないうちに煙草の吸殻や、お菓子の空袋などかなりゴミが落ちています。
車で通行するだけだと、なかなか気が付きにくいですが、富士山に続く登山道沿い、しかも構成資産付近でもこんなに汚れているなんて…ショックと驚きを隠しきれません。
そして富士山麓、青木ヶ原樹海の国道沿いにて清掃される方を悩ます尿入りのペットボトルが、こんな場所でも発見されました。
ゴミを捨てる行為だけでも人格を疑いますが、尿入りペットボトルを投棄する人は、こうして清掃活動する方の気持ちを考えているのでしょうか。不法投棄は「廃棄物処理法違反」に該当します。
逐一腹を立てている私をよそに、汗だくでゴミを回収するゴミ拾いYouTuberのダイヤとジョンソン。
約30分ほどでこんなにゴミを拾いました。
ゴミを拾いながら、道路沿いは富士宮市指定の保存樹林にもなっている場所だということに気が付きました。
富士山があり、構成資産があり、美しい自然と豊かな湧水がある富士宮市。
自分達の住んでいる町だからこそ、綺麗であって欲しい。そして、この美しく豊かな自然を次の世代に引き継ぐのが私たちの使命だと実感しました。
「YouTubeを収益化して、ゴミ拾い作業に係る経費に充てて行きたい」と語る、ゴミ拾いYouTuberのジョンソンとダイヤ。
私の愛してやまない『星の王子さま』の作者サン=テグジュペリは『地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ』という言葉を残しています。私達は大人としてこの世界をより良くして子どもたちにバトンを渡す責任があると思います。
作業を終えた後、こういう活動が広がって行けば…そしていずれゴミを投棄する人がいなくなれば…そんな願いを抱いていました。
ふじのみや未来塾
問い合わせ先:富士宮市役所 市民部 市民交流課
TEL:0544-22-1165
ゴミ拾いちゃんねる:@gomihiroidesdgs
最新動画はこちら:【次回予告と山宮浅間神社編まとめ】ゴミ拾いYouTuberの見てSDGs