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【大田区】ギリシャ情報満載、地中海のひとときを過ごすギリシャ料理店/蒲田

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

階段を上がるとそこはギリシャであった…。一歩入った瞬間から、ホワイトとブルーを基調としたさわやかな雰囲気。ギリシャ料理店の「SPYRO'S(スピローズ)」です。JR蒲田駅東口、呑川にかかる菖蒲(あやめ)橋そばのビル3階です。

まず頼んだのはチーズの「サガナキ」。写真だと白身魚のように見えてしまいますが、鉄板焼きチーズです。くせがなく香ばしさもある、食欲をそそる前菜。

続いて「カラマリ」は、小イカのフライ。期待どおり、ビールに合う!付け合わせの「ジャジキ」というサワークリームのようなソースが、フライをさっぱりと食べさせてくれます。クリームの酸味とレモンでさわやか!

ギリシャ料理の定番、「ムサカ」。ナスとジャガイモを重ねて、ひき肉とチーズのソースがかかったもの。器はココットでの提供、最後まで熱々でいただきました。素材はミートソースに近いですが、軽く甘いスパイスの香りがただようあたり、ギリシャの風を感じます!

「スピナッチピラフ」。ほうれん草とドライトマトをしっかりと味わえる、シンプルなピラフ。一般的なピラフより具の量が多めで、健康的な感じも!スパイスもほどよく香り、締めにふさわしい一品でした。

ギリシャのラガービール「Mythos(ミソス)」。クセのないすっきりとした味わいで、食前・食中に合います。

こちらはギリシャの蒸留酒「Ouzo(ウゾ)」の、ザクロ&トニック割り。ウゾは「ブドウの皮の蒸留酒」だそうで、特徴的な香りはアニス(ハーブの一種、フェンネルにも似た香り)によるもの。カクテルにすることで口当たりがよく飲みやすくなっていました。

店内には旅行ガイドブックやギリシャ関連の本が置かれるなど、まるでギリシャ情報基地のよう!階段には簡単な語学講座が。一段ごとに、ギリシャ語のあいさつが貼られていました。

お店オリジナルのカクテル名も、読みがいがあります。ギリシャ神話に登場する神々の名前が、付けられています。

呑川の菖蒲(あやめ)橋よりすぐ。

行ったつもりで海外旅行・ギリシャ編、お店を一歩出ればそこは夜の蒲田…ああ、あのホワイトとブルーの空間は夢か幻か。お店のホームページから予約も可能。

<店舗情報>
SPYRO'S(スピローズ)
住所:東京都大田区蒲田5-7-6-CCMビル3F
アクセス:JR蒲田駅から徒歩6分、京急蒲田駅から徒歩7分。呑川沿いの角にある建物。
SPYRO'S ホームページ

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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