夏の野菜、きゅうり。

水分が豊富なので食べるだけで脱水を防ぎ、
体を冷やす効果もあるありがたい野菜です。

きゅうりのイボイボは菌だらけ！？

実は、きゅうりのイボイボには
菌がたくさん潜んでいて、
その中には皮膚炎や食中毒を引き起こすものもあるそう。

実際、過去にきゅうりの生食が原因で
集団食中毒が何度か発生しているのです。

花火大会の露店で販売された「冷やしキュウリ」が原因で、
腸管出血性大腸菌O157による大規模な食中毒事件が発生し、
多数の患者が出たこともあるそうなんです。

熱湯をサッとかけるだけ

きゅうりを洗うといえば、
「流水でさっとすすぐ」イメージがありますが、
実は、これでは雑菌を洗い落とすことはできません。

では、
きゅうりの菌をころすにはどうしたらいいのでしょうか？

それは、とても簡単、
熱湯を5秒かけるだけ。

これで菌は全滅です。

熱湯に5秒つけてもいいですし、
上記のように沸かしたお湯をまわしかけるだけでもOKです。

お湯をかけるときは、
きゅうり全体にお湯がかかるようにしてくださいね。

お湯をかけたきゅうりを食べてみましたが、
味、食感ともに生と変わりなく、
違和感なく食べられました。

むしろ皮の発色がよくなり、
いつもより鮮やかな緑色でした。

特に小さなお子様や年配の方には、
しっかり殺菌したきゅうりを食べさせてあげたいですね。

残留農薬が気になる方へ

残留農薬が気になる方の中には、
食器用洗剤で野菜を洗う方もいるようです。

実は、野菜や果物OKの洗剤もあるんです。

ただ、残留農薬が気になるからといって、
野菜を食器用洗剤で洗うのに抵抗がある方もいると思います。

そんな方には、重曹をオススメします。

重曹を水に溶かして、
そこに野菜を1分ほど浸けておきます。

あとは、流水を流せばOKです。

重曹が残留農薬を落としやすくしてくれるんです。

重曹水に浸したあと、熱湯をかければ、
殺菌と残留農薬除去の効果が得られるので、
一石二鳥ですね。

ぜひ、試してみてくださいね。