【足立区】日本酒「あだち」はどんなお酒?足立区民なら知っておきたい誕生のきっかけとラベルの話
こんにちは。足立区情報発信ライターのNaokoです。地元竹の塚にある、行きつけの酒屋「森田屋酒店」さんで、気になる日本酒を見つけたので詳しくお話を伺ってきました。
お店に入ってすぐの場所にある棚の上に「あだち」が並んでいます。
日本酒「あだち」について詳しく教えてください
ー今の足立区の友好自治体である旧小出町と他5つの町が、2004年に合併して「魚沼市」になったことを記念して作られたのが「あだち」です。
森田さんが作ったんですか?
ーはい。当時の区長である鈴木恒年さんから、なにか記念になるものをと頼まれたのがきっかけです。「お酒くらいしかできませんよ」と言ったら「それでいい」とおっしゃるので、昔から付き合いのある、魚沼市の玉川酒造さんにお願いしたのです。二つ返事で作ってくれました。
実は、ラベルは区長直筆によるデザインなんですよ。発売当初は鈴木前区長直筆によるラベルでしたが、現在は近藤やよい区長の直筆ラベルに変わっています。区長が変わるとラベルが変わるお酒です。
日本酒「あだち」のラインアップは全部で3種類
ラインアップは、純米大吟醸(1.8L 7,000円税込・720ml 3,500円税込)、純米吟醸(1.8L 3,060円税込・720ml 1,530円税込)、本醸造(1.8L 2,600円税込・720ml 1,300円税込)の3種。ギフトにおすすめなのは純米大吟醸。純米大吟醸・純米吟醸は冷やして、本醸造は熱燗がおすすめの飲み方だそうです。
日本酒「あだち」を飲んでみた
せっかく飲むならと、純米大吟醸を購入。冷蔵庫でキンキンに冷やしていただきました。第一印象は口当たりの甘さ。後から、その甘さがスッキリとした清涼感へと変化していきます。深い雪の中ではぐくまれた酒本来の芳醇な風味が楽しめるお酒ですね。
「あだち」だけではない、森田屋酒店
森田屋酒店さんの店内には日本酒だけでなく焼酎、ウィスキー、ワイン、さまざまなお酒が所狭しと並んでいます。その中でも日本酒の種類が最も多く、足立区の中では数少ない、諸橋酒造「越乃景虎」の特約店なのだそうです。
日本酒が詳しくわからない人でも、お店の中に入ると森田さんが暖かい接客で、日本酒選びの相談に乗ってくれます。もうすぐ父の日ですね。お父さんへの贈り物を探しに、森田屋酒店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
【関連情報】
店舗名:森田屋酒店
住所:東京都足立区竹の塚6-10-12
電話番号:03-3883-0506
営業時間:10:00〜21:30
定休日:水曜
【店舗HP】
※記事に掲載した商品や価格は取材時のものです
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。