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【一宮市・篭屋】遺産指定!アーティステックな「のこぎり屋根工場」での素敵なイベントに行ってきました☆

にったようこWebライター・ブロガー(一宮市)

 こんにちは!地域エキスパートライターのにったようこです。先回、小さな町のお祭りと題して記事に掲載しましたが、今回、そのお祭りの様子の写真展を開催しています。

「のこぎり屋根工場・のこぎり二」(平松毛織工場)は、一宮市のシンボルである機織り工場です。その建物を再生して活用し、様々な活躍の場として活かされています。

「人と人が繋がる瞬間を何気ない日常の小さなワンシーンとしてこの町の風景にしたい」

 そんな思いで開催されたこの写真展は、人という小さな点と点が交差する場所としてこの場が存在し、この「のこぎり二」に色んな人たちが立ち寄ってくれた「記憶を形」にしたものです。町の人たちがここに集い、素敵な笑顔の方々達が映る写真展です。

参加された方々はもちろん、通りがかりでもちょっと立ち寄ってご覧になってみてくださいね。とても暖かい気持ちになれますよ♪ 

朝市と夜市と二部に分け、朝市には地元で野菜を作る若い農家や、古道具やお花など暮らしに寄り添うものがいっぱい。夜市には小さな子どもたちが自分のおこづかいで遊べる夜祭りの出店や、今や少しずつ失われつつある日本の古き良き伝統文化でもある夏祭り・盆踊り。手をひかれた幼い子からご年配の方々まで、世代を問わず幅広い方々が来場下さった活気溢れるあの時の様子を記録としてここに残しますので、ご覧いただけましたら幸いです。                  

主催 上條嘉久

【の市 - 写真展】

場所:一宮市篭屋4-11-3 
のこぎり二(平松毛織株式会社)
入場無料

木の香りと少し油の混じったような香りが漂うギャラリーには、計132枚の写真が展示されています。

さて、ここからは「のこぎり二」のノスタルジックな雰囲気をご覧になってください。

なかなか遺産指定

「のこぎり二」は、なかなか遺産です☆

尾州産地の象徴である「のこぎり屋根工場」は、工場閉鎖などの影響もあり年々姿を消しています。最近では取り壊されつつある景観を保存しようとリノベーションをして活用する活動もあります。「なかなか遺産」に認定されました。


なかなか遺産とは
その定義は「どこにもない特異性をもち、一度見ただけでくすっと笑っちゃうことから、国の重要文化財や世界遺産に認定はされないものの、でも、生真面目に、地域やそれを越えた地球上の環境やひとや社会やいろんなものを結びつけ、ひとびとに多様な恩恵をもたらしていることから、なかなか~!と見るひとびとをうならせ、建造物のみならず、そのつながリ全体を劣化させずに次世代に継承させたいと自然に思えてしまう共有の財産」とされている。目的は、「なかなか遺産を、やや余裕を持って、斜め下から、洒脱に、その価値をみんなで発見し、みんなで愛を持って育て、次の世代に伝えることによって、その地域や世界に貢献すること」である。

村松伸( 東京大学名誉教授)、腰原幹雄(東京大学教授)を共同代表として、2012年に発足した国際なかなか遺産推進委員会

生地を織る機織り機

 ひと昔前、一宮市の町中には、この機織り機の「ガッシャン、ガッシャン」という音が鳴り響いていました。今となってはもう聞くことのできない懐かしい音です。

何が、どうなって、どう動くの?とついじっくり眺めてしまう精密機械。

なんだか、かっこいいですね!
なんだか、かっこいいですね!

アート工房

 工場内の一角は、作家さんの工房としても活用されていて様々な作品がここで生み出されています。

 機織りに関連する小物達がオブジェとして飾られています。何に使われてきたモノなのかがわからない物もありますが、少しホコリが積もった感じが逆に良かったりしますね。

今回は、「のこぎり二」で行われた写真展のご紹介でした。

また、ここには素敵なキャンプショップや、お団子カフェなども併設しています。こちらも今後順番にご紹介していきますのでぜひお楽しみに☆

お洒落なキャンプショップ
お洒落なキャンプショップ

無農薬米のお団子屋さん
無農薬米のお団子屋さん

概要

のこぎり二 (平松毛織工場)

住 所 一宮市篭屋4-11-3 
電話番号 0586-58-7174

【の市 - 写真展】
入場無料
撮影:石垣敬二郎 デザイン・製作:上條嘉久 
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Webライター・ブロガー(一宮市)

日頃、西尾張地区を走り回っている50代ミセス。いつもお出かけするたび、写真を撮って楽しんでいます。グルメやスポット情報など一宮市をもっと深堀し皆様に「行ってみたい・見てみたい」という興味をそそるような情報をお届けしたいと思います。そんな私の座右の銘は「経験は宝」何事もチャレンジ。人生一度きりですもん。

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