夏休みの自由研究にも!今回のテーマは『炎色反応と花火』琉球大学で学べる科学教室【沖縄県宜野湾市】
ご訪問ありがとうございます。保育園へ通う長女(4歳)と次女(3歳)とお出かけが趣味のホクトです。
本格的な夏が始まった沖縄県ですが暑さ以上に大人は怖いものがあります。それは夏休み。そして自由研究。「おねーちゃん、夏休みの自由研究どうしよう…」この夏、可愛い姪っ子(小3・小1・4歳)たちを連れて帰省する筆者妹も例外ではありません。大人も楽しい夏を迎えるべく、最難関である自由研究としても役立つ情報を紹介させて頂きます。
夏休みの自由研究にも!琉球大学の大学院生が主導の科学実験教室が開講!
【イベント情報】*7/16 定員に達した為締め切り
『8月 炎色反応と花火の科学』
日時:2023年8月6日(日)*応募はこちら(公式HP)
時間:①10:00〜11:30(幼児〜小学校低学年の部)
②13:00〜14:30 (小学校高学年〜中学生の部)
場所:琉球大学教育学部学部棟444教室
参加費:500円
持ち物:筆記用具
場所は県内唯一の国立大の琉球大学。その中にある理工学研究科の院生主導の科学教室が今回の主催です。
筆者の子供たちも何度か参加している科学教室。実際に体験を通して化学を学ぶイベントです。今回のテーマは『炎色反応』。炎の色には普段よく見かけるオレンジ以外にも青・紫・緑など様々な色があります。その色の理由を花火に見立て、普段は見ることのできない色の炎を観察しよう、という内容。含まれている金属は何か、視覚的にも直感的にも面白い実験を通して花火博士を目指す講義です。
自由研究になる?筆者が実際に受講した科学教室の正直な感想
結論から申し上げますと自由研究として活用可能です。筆者は4月・5月・6月と3回受講しましたがいずれもしっかりカリキュラムが組まれていました。
講義は大学の授業と同じ90分。講師の梅田先生が引率しつつ課題説明・実験方法・取りまとめを行います。筆者が注目したのは下記3点です。
- 幼児クラスでもフィードバックがあること
- 日常生活の中で興味を持てる事をテーマにしていること
- 「これは何?」という質問が生の声で出来ること
幼児クラスといえど実験に内容は小学生クラスと同じ。ただし説明する言葉や方法を年齢に応じて変えていきます。保護者も「あ、これ理科で習ったことあるな」という内容で懐かしい気持ちに。化学1で受け持ちの先生を泣かせた筆者ですら楽しかったです。
講義の中で配布される活動ノート。こちらは講義内容に沿った内容説明と記録用として使用するものです。結果のまとめや考察の記入を目標に取り組むと一つの自由研究に。疑問点は講義終了後も質問が可能です。直接答えを教えるのではなく、「なぜ?」を引き出す梅田先生との会話も面白かったです。
*未就学児コースと小学校高学年コースでは配布資料のレベルが異なります。
*ワークシートはイベントでは配布はありません。
5月に開講された『天然染料を作ろう』の教室では実際に琉大周辺の草花を採取して実験に。日常的に見かける草花から色素を抽出する様子、絵の具を混ぜて色が変わる仕組みを学ぶ、と直感的・視覚的に面白い内容でした。
2023年7月からの変更点!参加費と応募者多数の場合は抽選方式に
これまでは無料で開催されていた科学教室。2023年7月より500円/人の費用が発生します。内訳は保険料と材料費。これまで科学教室の予算で賄ってきましたがより講義内容をより充実させるために有料へ。保険料は参加する子供たちの安全を保障するためのもの。材料費や講義内容を考慮しても十分格安のお値段設定です。
また、応募者が増え定員を超えた際は抽選方式になります。抽選にもれた方にもしっかりフォローアップがあるのでご安心を。科学実験イベントへの優先枠の他、次回の科学教室の優先枠が割り当てられます。筆者も7月の科学教室の選考に漏れたので、8月科学実験イベント「液体窒素の科学」への優先枠を頂きました。応募者が開始当初より増えてきたので、科学教室の開催頻度の増加も検討中とのこと。体験を通して学びの場となる琉球科学教育研究会の科学実験教室、興味がある方はぜひ。
「ホクト、君の担当地区は宜野湾市と浦添市のはずだ」と思う方もいるかもしれません。しかし琉大は敷地面積全国14位、3つの市町村(中城村・西原町・宜野湾市)を所在地として保有しているので担当地区の延長として紹介させて頂きます。
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【施設情報】
名 称:琉球科学教育研究会(琉球大学教育学部)
住 所:〒903-0129 沖縄県中頭郡西原町千原1
電 話: 公式インスタグラムDMより
開催日:毎月第1日曜日 教育学部棟
駐車場:あり
備考:科学と化学の使い分けはイベントに準ずる