もう1度言います。「悪いことをするのは、お母さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ2)です」
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日のテーマは、「もう1度言います。悪いことをするのはお母さんタイプです」です。
私は、生まれつき性格をずっと研究している心理カウンセラーです。
過去に「悪いことをするのは、お母さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ2)であることが多い理由。」という記事ををアップしたことがありますが、再度、このテーマについてお話ししたいと思います。
キャラ診断でいうところのお母さんタイプ(エニアグラムのタイプ2)は、目立ちたがり屋でも隠れたがり屋でもありません。「目立つとか隠れるとか、そんなことどうでもいい!」とおっしゃる、人目を気にしないタイプです。
そう、お母さんタイプは、
人目を気にしない人=いわゆる、恥知らずな人なのです。
道徳観念のないお母さんタイプや精神状態が後退しているお母さんタイプは、人の迷惑省みず、平気で悪いことをします。電車に乗る時に横入りする人も、乗降客の迷惑を考えることもなくドア付近に立ち続ける人も、電車の中の優先席に堂々と座ってゲームしている若者も、ほとんどがお母さんタイプです。
オレオレ詐欺をするお母さんタイプは言います。「俺は悪くない。騙される奴が悪い」卑劣な盗撮行為を繰り返しするお母さんタイプは言います。「俺は悪くない。短いスカートを履く女が悪い」等など。
そう、犯罪者になるお母さんタイプは、道理の通らない言い訳を真顔ですることが多い、煮ても焼いても食えない、本当にどうしようもない人たちなのです。
じゃあ、「お母さんタイプは、世の中からいなくなったほうがいいのか?」と言うと、そんなことは全然なく、電車に乗る時に横入りする人を注意する人も、優先席に座っている若者を注意する人も、悪い行いをした人を捕まえる人も、実はお母さんタイプであることが多いのです。
要するに、お母さんタイプは、自分が「いい」と思ったことを、人目を気にすることなく、自信を持ってどんどん積極的にしていく人なのです。
よって、お母さんタイプは、小さい頃からのしつけが極めて重要です。
やっていいこと悪いことを、小さな頃からしっかり教えていく…、道徳観念をしっかり植え付けていく…ということです。
今という時代は、「叱らないしつけ」が大流行りですが、お母さんタイプには、「叱らないしつけ」をしてはダメです。「良いことをしたら褒める、悪いことをしたら叱る」ということをキッチリやることが超重要です。
この記事をご覧の皆さんは、どうぞ「叱ると怒るの違い」をしっかり認識し、悪いことをしたお母さんタイプには、厳しい態度で接していってください。
少々叱っても大丈夫。それがお母さんタイプの特徴であり、お母さんタイプのいいところであり、お母さんタイプの逞しいところです。←素敵です。
さて、お母さんタイプの子どもに対しては、子どもタイプのお母さんが育てるだけでは、どうしてもしつけが甘くなってしまいます。よって、たとえば、母子家庭のお母さんは、自分の子どもが、もしもお母さんタイプだったら、礼儀作法までもしっかり身につけさせてくれる、厳しい指導者がいる教室なり道場で、スポーツなり音楽なり勉強なりを習わせると良いでしょう。
続いて、
自己啓発書などで、「人目を気にするな」という言葉を見聞きすることが少なくない私ですが、ハッキリ言って、お母さんタイプは、もう少し人目を気にしたほうがいいです。
さらに、自己啓発書などで、「もっと自信を持て!」という言葉を見聞きすることが少なくない私ですが、ハッキリ言って、お母さんタイプは、もう少し自分を控えめに出すことを覚えていったたほうがいいです。
あと、自己啓発書と呼ばれる本のほとんどが、お母さんタイプが書いたものです。間違いありません。だからこそ、あんなに堂々と、自分の意見が綴ることが出来るのです。
さらに…、
実は、自己啓発書というものは、お母さんタイプ以外の人が読むと、一時的に気分が高揚することがあるものの、本当の役に立つことは少ないものです。何故なら、人口で1番多いお母さんタイプと、それ以外のタイプでは、生まれつき性格があまりにも違うため、根本的にものの考え方や行動が異なり、お母さんタイプのやり方では、うまくいくことが少ないからです。どうぞ、そのことは、本を読む前、本を読んでいる時に、しっかり頭の片隅に入れておいてください。
また、お母さんタイプは外向的であることが多いです。それで、積極的に人と関わろうとします。そのような態度は、どうしても陰気になりがちな内向的な人よりかは麗しいかと思うのですが、ときには、「自分の言動は、あれで良かったのだろうか?」と、関心を自分の内側に向けるようにしていっていただければ…と思います。宜しいでしょうか?
最後に今日も言います。
精神状態が後退しているお母さんタイプは、悪党そのものですが、
精神状態が成長しているお母さんタイプは、頼もしく優しい、菩薩様のようです。
というわけで、今日は、「もう1度言います。悪いことをするのはお母さんタイプです」というテーマでお話しさせて頂きました。
自分のタイプが知りたい方、自分の隣人のタイプが知りたい方は、どうぞお近くのキャラ診断アドバイザーをお訪ねください。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です