【日立市】四季の移ろいが楽しめる国民宿舎『鵜の岬』で池の睡蓮が見ごろを迎えました!
国民宿舎『鵜の岬』は、1971年(昭和46年)に創業し今年で53年となります。全室オーシャンビューの景色を楽しむことができ、サービスの評価も高く国内でも宿泊稼働率の高いお宿としてとても有名です。
鵜の岬の名前の由来にもなっている『海鵜(うみう)』ですが、岐阜県の長良川で1,300年以上も前から伝わる、海鵜を操って川の魚を獲る伝統漁法『鵜飼』に使われる海鵜を捕獲する場所としても有名です。7月からは海鵜の捕獲場の見学が再開しました。
そんな鵜の岬の敷地には立派な鯉が多数泳ぐ、大きな睡蓮池がありこの池に咲く睡蓮が見ごろを迎えました。
鵜の岬の敷地は、東京ドーム3個分の広さを誇り、宿泊者以外の方も敷地内の散策を楽しむことができます。睡蓮の開花時間としては、8時頃には花が開き、昼頃までは花びらが全開の状態を鑑賞することができます。
池はとても大きく、数か所に分かれており定期的に池の中に沈殿するヘドロ等の除去作業も行っています。
午前中の涼しい時間帯に、ペットと一緒に散歩を楽しんだり、ご夫婦やご友人と一緒に歩かれる方も多いです。これから夏休みに入るお子様と一緒に散策に訪れるのもおすすめです。
敷地内には、捕獲された海鵜が見れる『鵜のパラダイス』があったり、レストランもあります。森と谷の遊歩道もありますので、お時間がある方はこちらもぜひ散策されてみてください。
睡蓮池の周りには、見ごろ迎えている豊富な種類の紫陽花も多数植えられ、色とりどりの紫陽花鑑賞も楽しめます。
隣合う紫陽花の色も一株ごとに異なっていますので、ゆくゆくは紫陽花ロードのような名スポットになりそうです。
スカシユリは地元のボランティアの方が植え、少しずつ数を増やしながら毎年綺麗に咲いているそうです。
鵜の岬は創業から50年以上経っていますが、訪れるお客様がいつ来ても楽しめるよう、各所に工夫が施されています。
池の周りを一周できる歩道を歩いて行くと、一番奥に草が生い茂っている池があります。こちらの池では、蛍が生息しており、天候などの条件が合うと、夜8時ごろに蛍の鑑賞もできます。
池には、蛍の一生についての説明や成長過程の様子に鑑賞時の注意が記載された案内板もあります。
蛍は、自分よりも発光するものがあると光らなくなってしまいますので、ご持参される懐中電灯には、赤いフィルムを貼ったり、ラップを巻いて赤く色を塗るなど対策をした上で訪れるのをおすすめします。
鵜の岬はお宿はもちろん、敷地内の散策スポットとしても素晴らしいですが、定期的にイベントも開催しています。今週の21日(日)には、『うのみさきワークショップ』が開催されます。
うのみさきワークショップには、苔アート作家の山縣様による『苔アートづくり』、オリジナルのサンキャッチャーの販売、真鍮(しんちゅう)バングルの販売、ボールペン・ワークショップや、ハマグリのシェルアートフレームの販売など、魅力ある作品のショップが並ぶ予定です。詳細はインスタグラムにて公開されていますのでご確認ください。
今後も、敷地内には四季を感じられるお花などを少しずつ増やしていったり、夕涼み会やマルシェなど幅広い世代の方が楽しめるイベントも随時開催されるとのことでしたので、とても楽しみですね。
睡蓮も9月頃までは咲いているとのことでしたので、満開の睡蓮や色とりどりの紫陽花を鑑賞しに鵜の岬を訪れてみてはいかがでしょうか。