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ディスタンス系のボールとスピン系のボールって何が違うの?自分に合ったボールを選んでスコアアップ!

AKI GOLFゴルフを愛するシングルプレイヤー

ゴルフボールは大きく分けてディスタンス系とスピン系の2種類に分別される。

何を基準に自分がどちらのボールを使うべきか悩んでいる人も多いだろう。

そこで本記事ではディスタンス系とスピン系のゴルフボールのそれぞれの特徴を紹介する。

ディスタンス系

まずディスタンス系のボールに関しては、その名の通り飛距離が出やすいボールとなっている。これはスピンが入りにくい設計となっているためだ。

スピンが入りにくいため直進性も高く、曲がりにくいボールであるとも言える。

一方でアプローチやアイアンショットでもスピンが入りにくく、球が止まりにくい点はデメリットであると言える。またアプローチでは出球が少し高く出るのも特徴だ。

ボールの外側(カバー)が硬く、内側(コア)が軟らかい物が多く、外側のカバーの影響で打感も硬くなりやすい。

以上のような点からディスタンス系のボールは『飛距離を出したい人』『曲がり幅を抑えたい人』などにお勧めできるボールと言えるだろう。反対に『アプローチでスピンをかけたい人』『球を操作して左右に曲げたい人』などにはお勧めできない。

ただしアプローチに関しては出球が高く出る分、意外と距離感は変わらないことも多いので、今までディスタンス系をアプローチの観点から毛嫌いして使って来なかった人は、一度使ってみると案外気に入ることもあるかもしれない。

ディスタンス系ボールの代表格 HONMA D1
ディスタンス系ボールの代表格 HONMA D1

スピン系

続いてスピン系のボールに関しては、その名の通りスピンがかかりやすいボールとなっている。

特にアプローチにおけるスピン性能はディスタンス系を大きく上回る。スコア形成にはグリーン周りのアプローチの成功が欠かせないため、ほとんどのプロゴルファーがこのスピン系のボールを採用している。

スピン系のボールはアプローチだけでなくショットでもスピンが入りやすい。アイアンショットをキャリーで止めたりできる反面、スピンが入り過ぎて飛距離をロスしてしまう場合もある。またサイドスピンも入りやすく、操作性のあるボールとも曲がりやすいボールとも言える。

ボールの外側(カバー)が軟らかく、内側(コア)が硬い物が多く、外側のカバーの影響で打感は柔らかくなりやすい。しかしスピン系でも硬い打感の物も多く存在するので、柔らかい打感が苦手な人はそういったモデルを選ぶと良い。

以上のような点からスピン系のボールは『アプローチでスピンをかけたい人』『球を操作して左右に曲げたい人』などにお勧めできるボールと言えるだろう。反対に『何より飛距離を出したい人』『球の曲がり幅をとにかく抑えて真っ直ぐ飛ばしたい人』などはディスタンス系の方が合う可能性が高い。

ただし元々スピンが少な過ぎてチーピンなどの球が出やすい人は、むしろスピン系のボールを選んだ方がスピンが入って真っ直ぐ遠くへ飛びやすくなる可能性もあるため注意が必要だ。

タイガーウッズも愛用するスピン系ボールの代表格 Bridgestone TourB XS
タイガーウッズも愛用するスピン系ボールの代表格 Bridgestone TourB XS

まとめ

本記事ではディスタンス系とスピン系のボールのそれぞれの特徴を紹介した。

最近ではこれらのボールの中間に位置する第3のボールと呼ばれる種類のゴルフボールも存在する。

またディスタンス系の中でもスピン系に近い物や、スピン系の中でもディスタンス系に近い物など、さらに多くの種類に細分化することができる。

筆者も昨年最もスピンが入りやすいタイプのボールから、ディスタンス系に近いスピン系のボールに変更した。

その結果アプローチで寄せワンが取れる確率は下がったが、ドライバーの飛距離アップとOBの減少により平均スコアは向上している。

ぜひ本記事の内容を参考に、自分に合った種類のボールを選んでラウンドしてほしい。

ゴルフを愛するシングルプレイヤー

ゴルフを愛してやまないシングルプレイヤー。慶應義塾大学商学部卒業。最大飛距離300ヤード以上を誇るビッグドライブが武器。ベストスコア69。2024年度四国アマ出場選手。ゴルフ上達のために蓄えた豊富な知識を世の中に広めることを目標に活動している。「フォロー」ボタンをクリックすると、他の記事も読めるようになります。ぜひフォローをお願いいたします。

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