アマチュアがロースピンタイプのドライバーやマッスルバックアイアンを使うのはただの見栄っ張り!?
X(旧Twitter)で以下のようなポストが話題となっていた。
またこのポストの投稿者はリプライにて以下のような投稿もしている。
シングルプレイヤーである筆者も、アマチュアゴルファーは積極的に優しいクラブの恩恵は受けるべきだと考えている。
しかしロースピンタイプのドライバーやマッスルバックアイアンを使うのは、本当にヤンキーが粋がっているような見栄っ張りの行動なのであろうか。筆者は決してそうだとは思わない。本記事ではその理由を解説する。
難しいクラブを使うと上達に繋がる
筆者もシングルとなった今になって考えると、自分の腕前に合ってないクラブを使っていた期間が長かったと感じている。
実際ハンディキャップが20ほどの実力だった時に、ドライバーはロースピンタイプをアイアンはマッスルバックを使用していた。(なおシングル入りした現在では、アイアンは優しさを求めてキャビティバックを使用している。)
当時はドライバーでは球が上がらないことや、アイアンでは芯を外して飛距離と方向性を大きく損なうことが多かった。今考えるともっと優しいクラブを使った方が当時はスコアが出ていたのではないかと思う。
しかしその当時にそのような自分の腕前よりも難しいクラブを使っていたことを、決して現在後悔していることはない。
むしろそのようなクラブを使って腕を磨いたからこそ、シングル入りできたと筆者は考えている。
ロースピンタイプのドライバーを使いこなすためには、しっかり球を上げられる技術が求められる。また技術だけではなく、一定のパワーも兼ね備えていなければロースピンモデルのドライバーは使いこなすことができない。筆者はロースピンモデルのドライバーだけを使い続けた結果、このような技術やパワーが身に付きハードヒッターとなれたと感じている。
マッスルバックアイアンはキャビティアイアンより重心位置が高くなっているため、しっかり打ち込んだスイングをしないと芯で捉えることができない。当時あおり打ちの癖があった筆者は使いこなすのに相当苦労したが、マッスルバックを使い続けたおかげであおり打ちを克服できたと感じている。
このように自分の腕前よりも難しいクラブを使うと、自分の実力アップにつながることもあるのだ。
まとめ
アマチュアゴルファーは仕事でゴルフをしている訳ではないので、極論自分の好きなクラブを好きなように使えば良いと筆者は考えている。
ただし『腕前に合ってないクラブ=見栄っ張り』では決してないことも知っておくべきだろう。
時にはそのようなクラブが、自らの成長を促してくれることもあることを忘れるべきではない。
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