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【富田林市】まさに謎の階段!大阪大谷大学の西、外環状線に続く階段の先、何があるのか調査してみた

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

車に乗らずに徒歩で町歩きをしていると、ときどき、非常に気になるものを見つけることがあります。今回もそうで、大阪外環状線(国道170号線バイパス)を歩いていたら、森に向かって続いている不思議な階段を見つけました。

場所はちょうど大阪大谷大学の西側です。

階段の前には、押しボタン式の信号があります。交差点でもないのに、階段のところにわざわざ信号機をつけるということは、この階段の上に何か重要なものがある、あるいは抜け道があるからでしょうか?

地図を見ると次の通りです。謎の階段は地図に少しだけ出ていますが、その先には何も書かれていません。さらに西側に南坪池古墳があります。

地図にはなくても抜け道がある?もしかしたら古墳までの道が続いているかもしれない。「続いていれば、ついでに古墳も見られるかも」ということで、階段を登ってみました。

コンクリートの壁に張り付くように階段が上に続いています。さっそく登ってみましょう。

階段の前に来ましたが、あまり人が歩いた形跡がありません。これは車で移動する人が多いからでしょうか?

それでも、とりあえず登れそうなので歩いていきました。雑草が多いので、それをかき分けながら前進します。

踊り場に着きました。左側に道が続いているのでしょうか?

その前に、今まで来た階段を見下ろしてみました。

さて、さらに上がろうとしたら、道がありません。多くの雑草で覆われています。

階段がここまでありながら、この先にいけないとはなんとも不思議です。

いろんな方向を見ましたが、やはり道らしき道がまったくなく、この位置で行き止まりとなっていました。

看板があります。この先は立ち入り禁止のようですね。だから道がなかったようですが、よく見ると「錦織公園管理事務所」と書いてあります。

ということはこの森の正体は錦織公園?

改めて地図を見ると、確かにこの森の正体は錦織公園で、南坪池古墳は公園内にあることがわかりました。

ということで、古墳については、後日錦織公園の正式な入口から行ってみることにします。

謎の階段は何のためにあるのか?錦織公園とは関係ありそうですが、公園管理者が階段を使って上がっていたのでしょうか?でも恐らく今では使われていない雰囲気で、半ば廃墟と化していました。

ちなみに押しボタン式信号は、前後の交差点と距離が結構あるのと、大阪大谷大学に行く学生や教職員の人向けに設置されているかもしれません。

それ以上に驚いたのは、地図を見れば一目瞭然とはいえ、この雑木林が錦織公園の一部ということかもしれませんね。

外環状線上にある謎の階段
住所:大阪府富田林市錦織
アクセス:近鉄滝谷不動駅から徒歩11分

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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