「行動科学」で子供の成長を進めよう:言葉だけでは変わらない:見ること、認めることの大切さ
行動科学:行動から考える心理学とは
心は魅力的で神秘的です。心が変われば行動が変わる、心を変えなければ行動は変わらない。こう考えるのが一般的でしょう。
でも、私たちは心を見ることができません。直接、心を変えることもできません。私たちに見えるのは、その人の言葉や行為、つまり行動です。私たちは、テレパシーや魔法によって人の心に直接働きかけるようなことはできません。
私たちができることは、ほめたり叱ったり、環境を変えるなどの事柄です。そして私たちが困っていることも、この子は勉強しないとか、片付けをしないとかといった行動です。
もっと優しい心を持ってほしいとか、やる気を出してほしい、素直な心になってほしいと願うことはありますが、心を直接見ているわけではありません。その子の行為、言葉、表情などを見ているのです。
行動に注目する。行動を変えるために環境を変える(周囲の人間の言動も環境の一部)。このような考え方や方法を、行動主義的な心理学とか、行動療法とか、行動科学と呼んでいます。
言うだけでは子供は変わらない:行動科学の応用、実用
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