カレイやコイも!?意外と知らない正月に食べる縁起のいい魚5選
正月に食べる縁起のいい魚といえば多くの方が鯛を思い浮かべると思いますが、実は日本全国で見ると鯛以外にも縁起が良いとされている魚はたくさんいます。
そこで今回は、年取り魚と呼ばれる大晦日や年越しの食事で登場する縁起のいい魚を5つ紹介します。
その① サケ
1つ目に紹介するのはサケです。
サケは鯛以外だとかなりかなりメジャーな年取り魚で、特に東日本では馴染のある魚なのではないでしょうか?
サケが年取り魚として親しまれている理由は諸説ありますが、その大きくて立派な姿や、塩漬けにして長期保存が可能であること、またサケと同じように子供にも成長して故郷に帰って来てほしいという願い等から縁起物として食べられているようです。
その② ブリ
2つ目の魚はブリです。
鮭が東日本なのに対して、ブリは西日本の年取り魚として一般的な魚。
筆者も出身が西日本で、雑煮の上にはブリの切り身が乗せられていました。
ブリが年取り魚として親しまれている理由は諸説ありますが、やはりブリが成長に伴って呼び名が変わる出世魚であることが挙げられます。
その③ タラ
3つ目の魚はタラです。
タラは青森県の年取り魚で、諸説ありますがその名前にちなんで「たらふく食べられるように」という願いを込めて年越しの際に食べられていると言われています。
地元ではタラ正月という言葉まであるようです。
その④ ナメタガレイ
4つ目の魚はナメタガレイです。
ナメタガレイは三陸地方の年取り魚として親しまれています。
冬のナメタガレイは卵持ちであることが多く、子孫繁栄や商売繁盛を願って食べられているようです。
カレイということもあって、煮つけで食べられることが多いようです。
その⑤ コイ
5つ目の魚はコイです。
コイは多くの人にとってあまり食卓に出ない馴染の薄い魚かもしれませんが、長野や山形の一部の地域では年取り魚として親しまれているようです。
年末になると地元のスーパーでも、鮮魚コーナーなどで輪切りになったコイの切り身が売られているとのことでした。
今回は意外と知らない正月に食べると縁起のいい魚を5つ紹介しました!
年越しに縁起の良い魚を食べて、来年が実りある1年になるように備えてみてはいかがでしょうか?