北海道旭川ソウルフード「高橋製菓 ビタミンカステーラ」実食レビュー
北海道旭川のソウルフードといえばビタミンカステーラといわれています。旭川だけでなく北海道内でも有名なおやつで道民なら一度は食べたことあるといわれるほど、メジャーなお菓子です。
大正6年に創業した高橋製菓がビタミンカステーラを作っていて、安くて栄養価の高いお菓子を届けたい思いから生まれた商品だといわれています。
最盛期には1日6万本ほど作られてきたビタミンカステーラですが、時代の変化とともに現在は1日2万本程度まで減少しています。それでも根強いファンは多く、ファンがいなくなるまで製造を続けるとのことです。
今回はビタミンカステーラを実食。ファイブカステーラという、ビタミンカステーラ5本セットを購入しました。
歴史を感じるパッケージに入っているビタミンカステーラ。
第15回全国菓子博覧会で総裁賞を獲得しています。
ビタミンB1、B2が含まれているからビタミンカステーラといわれるゆえんですね。
原材料はシンプルですね。なお、蜂蜜が含まれているので1歳未満は食べないように注意を。
1本当たり168kcal。炭水化物は34.8gでビタミンB1は0.11mg、B2は0.14mg含まれています。
公式には1本50gだそうですが、重さを測ってみたら48gでした(お皿の重さは抜いています)。少し重さの誤差はあるようですね。
触った感じは軽やかで、ふわふわしている印象です。
横から見るとこんもりと盛り上がっています。
割ってみたところ、ポロポロと粉が落ちます。口あたりは軽く、パサつきあり。味は甘食に近いですが、軽やかで甘みがすぐに抜けていきますね。口の中が甘ったるくなることはありません。
軽く電子レンジで温めるとふわふわした食感になり、冷めているときよりもパサつきは感じなくなりました。なんか一度食べたら止まらなくなるような、不思議な味です。
童心に帰ったような昔ながらのお菓子でした。
ごちそうさまでした。