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『DRIP POD』でまろやかで優しいほうじ茶が手軽に飲めるようになりました

コヤマタカヒロデジタル&家電ライター

朝から長時間、自宅で仕事をしていると、だんだんコーヒーではなく、 お茶が飲みたくなることがあります そんな時によく使うのが UCC上島珈琲の『DRIP POD』です。 基本的にはカプセル式のコーヒーシステムですが、 実はお茶のカプセルもあります。

新登場の『静岡まろみほうじ茶』
新登場の『静岡まろみほうじ茶』

これまで用意されていたのは『深蒸し静岡煎茶』、『ジャスミン茶 』、 そして『アールグレイ紅茶』の3種類でした。 そして今年新たに加わったのが『静岡まろみほうじ茶』です。 いち早く ほうじ茶を楽しめると聞いて、 品川で開催された「極上の茶葉に会いに行く ~DRIP POD Tea Tour in TOKYO~」を訪れました。

茶商である赤堀商店の赤堀 浩司 氏自らお茶を入れてくれました。
茶商である赤堀商店の赤堀 浩司 氏自らお茶を入れてくれました。

まろやかな優しい口当たりのほうじ茶

そもそもほうじ茶は、煎茶を焙煎して作るお茶のこと。焙煎することによって煎茶の青いフレッシュさの代わりに、香ばしさと、深みのある飲みごたえが楽しめます。

UCC上島珈琲では新たに『静岡まろみほうじ茶』を ラインナップに加えるために 完全にオリジナルの茶葉を加工したそうです。

最高の一杯から逆算して、茎ではなく葉を多く使用したり、 すっきり感や香りと掛川産のお茶の特徴である甘さやまろやかな口当たりを引き出すために、 複数のお茶を最適にブレンド(合組)しました。

茶葉の加工工程。右下の茶葉がカプセルに入っています。
茶葉の加工工程。右下の茶葉がカプセルに入っています。

更に、茶葉の農法にもこだわったそうです。採用したのは茶園の畝間(うねま)にススキやササなどを主とする刈敷きを行う「茶草場農法」で育てた茶葉。非常に手間がかかる農法ですが、そのかわりお茶の香りや味が良くなるそう。

この「茶草場農法」は世界農業遺産にも選ばれており、 他に美味しいお茶を作るだけではなく伝統的な農法を未来へと継承していく手助けになり、さらには生態系の保全にはつながっているそうです。

枯れ草が撒かれた畝間。
枯れ草が撒かれた畝間。

スイーツとの相性も抜群

実際に『静岡まろみほうじ茶』を頂きました。抽出方法は簡単です。『DRIP POD』をTeaモードに切り替えて、ホットの場合はスタンダード、湯量4で抽出します。アイスの場合はアイス、湯量1か2に設定して 氷の入ったグラスを置くだけ。 あとは通常の2倍近い時間をゆっくりかけて蒸らしながら淹れられます。

口にすると、ほうじ茶ならではの香ばしさが口の中に広がり、 リラックスした気分になりました。

『DRIP POD』とお茶のカプセル。
『DRIP POD』とお茶のカプセル。

ほうじ茶は緑茶やコーヒーと比べてカフェインの量が少ないので、午後に飲むのに最適。 目が冴えてしまって夜が寝れなくなるといった心配も少なそうです。 また苦味も少ないので子どもでも飲みやすいはずです。

今回スイーツと一緒に『深蒸し静岡煎茶』、『静岡まろみほうじ茶』を それぞれいただきました。 スイーツを食べる時はコーヒーや紅茶を入れることが多くありますが、和のスイーツならお茶が最適です。

「深蒸し静岡煎茶」は、白あんと杏を使って加えて爽やかさを演出した「唐衣」と一緒に頂きました。

また、「静岡まろみ焙じ茶」は黒ごまの香りのする最中で、甘さ控えめのあんこ、マスカルポーネチーズ、カカオなどを挟んだ「マスカルポーネチーズとカカオの最中」でマリアージュ。優しい甘さをほうじ茶のまろみのある口当たりが、包み込んでくれるようなハーモニーが楽しめました。

カプセルのラインナップ。
カプセルのラインナップ。

『DRIP POD』には10種類以上の コーヒーが用意されており、いつでも手軽にそれらが堪能できます。 そこにさらにお茶のラインナップが追加され 楽しみは倍増。 ビジネスタイムはコーヒーを淹れ、 オフの時間になったらリラックスできるお茶を楽しむといった 使い分けができそうです。

デジタル&家電ライター

1973年生まれのデジタル&家電ライター。大学在学中にファッション・カルチャー誌で商業誌での執筆を開始。その後、PCやデジタルガジェット専門分野として執筆活動を展開し、2007年頃より白物家電に注目、執筆範囲を大きく広げる。現在は家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆する。また、執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関してのコンサルティングやアドバイザーなども務める。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。

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