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これからのテレビは壁から自由になるようです。パナソニック「レイアウトフリーテレビ」

コヤマタカヒロデジタル&家電ライター

リビングの片隅で大きなスペースを取っている家電。それがテレビです。 ソファーに座ってテレビを見てる時は気になりません。 なぜならそれを堪能してるのだから。でも、 ひとたび電源をオフにするとそれは真っ黒な壁になります。30インチぐらいのときは 気になりませんでしたが、テレビが 50インチ、60インチと大きくなるにつれて、 すごく気になるようになりました。

レイアウトフリーテレビ TH-43LF1
レイアウトフリーテレビ TH-43LF1

でも、もうそうじゃなくなります。 それを実現したのがパナソニックの「レイアウトフリーテレビ」です。 なんとこのテレビ、電源コード以外に コードがない ワイヤレステレビなんです。

画面の大きさは43V型。 50インチオーバーのテレビと比べると 小さく感じるかもしれませんがそれは大間違い。レイアウトフリーテレビはキャスター付きスタンドを備えているため、見たい場所の前に移動することができるんです。だから、 壁際に置いた大型テレビよりも至近距離にできるため迫力は倍増。没入感もアップしまくりです。

見たい場所にテレビを動かせるのが今風
見たい場所にテレビを動かせるのが今風

電源コード以外ワイヤレスになっているのは、チューナー部分が別体になっているからです。パナソニックでは以前より、モニターとチューナーが別になっているプライベート・ビエラをラインナップしていましたが、そのワイヤレス伝送技術を採用してレイアウトフリーテレビを実現しているというわけです。しかも、業界初の4 K 放送の無線等にも対応しており、BS4K放送もワイヤレスで楽しめます。

キャスター付きなので自由自在に動かせる
キャスター付きなので自由自在に動かせる

実際にほんの少しだけ体感してみましたが、レイアウトフリーの一番の利点はテレビの場所が固定されなくなることだと感じました。ソファにいるときはソファの前に移動して、ダイニングにいるときは ダイニングテーブルの横に移動させることができます。 さらにはキッチンや寝室などへの移動も可能。 電源コードだけはさす必要がありますが、それだけなんです。

掃除もし安い上、背面が白いのもいい!
掃除もし安い上、背面が白いのもいい!

これでせっかくのリビングに黒い大きな壁が鎮座するという常識がなくなります。 レイアウトフリーテレビはこれからの未来のスタイルになりそうです。

●パナソニック「レイアウトフリーテレビ TH-43LF1」
「https://panasonic.jp/viera/products/lf1.html

デジタル&家電ライター

1973年生まれのデジタル&家電ライター。大学在学中にファッション・カルチャー誌で商業誌での執筆を開始。その後、PCやデジタルガジェット専門分野として執筆活動を展開し、2007年頃より白物家電に注目、執筆範囲を大きく広げる。現在は家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆する。また、執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関してのコンサルティングやアドバイザーなども務める。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。

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