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【大掃除】自宅で簡単!カーテン・ブラインドを洗ってリビングのニオイケアしよう

平島利恵洗濯研究家
気になる生活臭をスッキリするならカーテンから

洗濯研究家の平島 利恵です。
年末の大掃除でぜひ洗濯をしていただきたいのが、部屋のカーテンブラインドです。

カーテンには埃やカビ、手垢などの汚れに加え、部屋のニオイや料理をした際のニオイなどの生活臭が染み込んでいます。

カーテンをキレイにすると、部屋のニオイがスッキリし、部屋が明るくなったように感じられるはずです。

ご自宅で簡単に洗うことができるので、天気のいい日にお洗濯しましょう!

自宅で簡単!カーテンの洗い方

用意するもの

  • アルカリ性粉洗剤
  • 大型洗濯ネット
  • ゴム手袋

1.洗濯表示を確認

洗濯表示の注意書きも確認します
洗濯表示の注意書きも確認します

洗濯前の桶マークに×があるものはご自宅で洗うことができません。
桶の中の数字は洗濯時の水温の上限を表し、桶の下に線の数が多いほどデリケートな素材です。

2.レールからカーテンを外し、蛇腹に折る

フックはまとめてなくさないように
フックはまとめてなくさないように

カーテンを蛇腹に折ることで、シワを予防します。
汚れがある場合は、汚れが表面に来るように畳み、液体洗剤を塗布しましょう。

3.洗濯ネットに入れ、つけ置き洗い

あらかじめネットに入れておくと、洗濯機がけが楽になります
あらかじめネットに入れておくと、洗濯機がけが楽になります

40度程のお湯に、アルカリ性粉洗剤をよく溶かし、洗浄液を作ります。
カーテンが多い場合は浴槽で、小さなカーテンの場合はバケツを使います。
洗浄液の中に、洗濯ネットごとカーテンを入れ、30分~1時間つけ置きます。

つけ置き洗い後の洗浄水は、すごい色に…!この水、ニオイもとても臭いんです。

4.洗濯機のデリケートコースで洗う

たっぷりの水で洗う方が優しく洗えます
たっぷりの水で洗う方が優しく洗えます

洗剤を追加し、デリケートコースで洗います。かさが大きいため、水量が足りているか確認しましょう。

5.軽いものはレールに、重いのもは物干竿に干す

濡れたカーテンは重たいため、そのままレールに干すとレールを傷める原因に。レースカーテンはそのまま干しても大丈夫ですが、重たいカーテンは物干竿に干しましょう。

バーチカルブラインドも自宅で簡単に洗濯できる

最近は、カーテンではなくバーチカルブラインドを使うご家庭も増えていると思います。洗うのが難しそうなバーチカルブラインドですが、実はご自宅で簡単に洗うことができます。

用意するもの

  • アルカリ性粉洗剤
  • 洗濯ネット
  • ビニール紐
  • ゴム手袋
  • マスク

手順

ホコリが出るので、必ずマスクを着用します
ホコリが出るので、必ずマスクを着用します
  1. ブラインドをレールから外す
  2. 外したブラインドをひもで結んでまとめる
  3. 浴槽に40度程のお湯を溜め、アルカリ性粉洗剤を溶かし、1時間つけ置き洗い
  4. くるくる巻き、洗濯ネットへ入れ、洗濯機のデリケートコースで洗う
  5. 洗濯後、紐を切り、シワ部分にアイロンをかける
  6. レールに戻す
つけ置き後は、砂まみれの汚水が‥!
つけ置き後は、砂まみれの汚水が‥!

15年間放置したブラインドを洗ってみたら…

洗うことができないと思い、15年間お手入れをしていなかったスタッフの自宅のブラインドを洗濯しました。洗い方の手順やポイントも丁寧に解説しているので、引っ越しをされてから一度もお手入れしていないという方は、この年末に大掃除をしてみてください!

一見綺麗に見えるカーテンも、洗ってみるとカビの汚れニオイが染み込んでいます。つけ置き洗いをし、汚れとニオイがスッキリ落ちると、リビングが明るくなったようにも感じられますよ!

部屋の生活臭の原因にもなるカーテンをキレイに洗って、年末年始を気持ちよく過ごしましょう!

洗濯研究家

2004年武庫川女子大学を卒業。株式会社リクルートに入社し、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC事業を展開。2013~2015年NY在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国し、洗濯洗剤と布ナプキンプランド"Rinenna"を展開。現在、洗濯研究家として「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。クリーニング師。

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