KIAが連敗を5でストップ 20歳の左腕が6回途中無失点で2勝目<韓国KBOリーグ>
19日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。
ロッテジャイアンツ-KIAタイガース(プサン)はKIAが6-0で勝利し、連敗を5で止めた。KIAは先発のイ・ウィリが5回2/3を投げて被安打3、8つの三振を奪いロッテ打線を0点に抑えた。イ・ウィリは今季2勝目(1敗)。
この日のイ・ウィリは0-0の3回裏に連続ヒットと四球で無死満塁のピンチを招くも、3番ザック・レックスを低めのスライダーで空振り三振。4番チョン・ジュンウ、5番アン・チホンからいずれも高めの速球で空振りを奪い、三者連続三振で危機を脱した。KIA打線は4回表に5点を挙げてイ・ウィリを援護した。
イ・ウィリは2002年6月生まれの20歳。シーズン前にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に韓国代表として参加。日本戦に9番手で登板し近藤、大谷、村上、吉田と対戦した。
◇4月19日(水)の結果
・LG 7 - 5 NC(チャムシル)
勝:イ ウチャン
敗:キム ヨンギュ
・キウム 5 - 9 サムスン(コチョク)
勝:イ サンミン
敗:イ ヨンジュン
・KT 5 - 2 SSG(スウォン)
勝:オム サンベク
敗:パク チョンフン
・ハンファ 7 - 6 トゥサン(テジョン)
勝:カン ジェミン
敗:チェ ジガン
・ロッテ 0 - 6 KIA(プサン)
勝:イ ウィリ
敗:ハン ヒョンヒ
⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)
⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)
◆「ハンファ、スミスを放出」
ハンファイーグルスは今季加入の投手、バーチ・スミス(元西武)のウエーバー公示申請を韓国野球委員会(KBO)に行ったと発表。同投手は開幕戦の3回途中に右肩痛を訴えて降板。登録抹消となり調整していた。ハンファは代替の外国人投手をすみやかに合流させるとした。
<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>
この日が30歳の誕生日。KIA戦に1番レフトで先発出場し1打席目セカンドゴロ、2打席目は投手右へのバントヒット、3打席目見逃し三振、4打席目ライト前ヒット、5打席目レフト前ヒットを放ち代走が出て退いた。5打数3安打で打率を3割7分5厘(6位タイ)に上げている。
⇒ 安田権守、レギュラーで打率3割残すも「現実は甘くなかった」 来季(今季)はロッテジャイアンツでプレー
※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。