【習志野市】様々なジビエが美味しくリーズナブルに頂けるお店「喰薫酒房かをり本丸」でジビエ入門！

地域ニュースサイト号外NETライター（八千代市・習志野市）

1/13(土) 20:00

ジビエってお高いイメージ、ありませんか？　値段も高く敷居も高いイメージがありますよね。京成大久保駅から徒歩1分の場所にある「喰薫酒房かをり本丸」はそんなイメージを払拭してくれる、様々なジビエが美味しく、しかもリーズナブルに頂けるお店です。場所は、ダイニングバー「Confit」さんと高級食パン専門店「あせる王様」の間に位置しています。

ランチタイムにはご近所のご夫婦や女性グループでにぎわい、ジビエ・藁焼き・燻製をメニューの柱に、城主さん（店名が「本丸」だけあって「店主」ではなく「城主」との事）が腕をふるいます。

店頭にある、ワンちゃん用の鹿の角です。天然の角を手に取ることもなかなかないですよね！　すべすべした木の幹のような美しい角なので、インテリアのアクセントとしておしゃれにディスプレイできないかな？　なんて考えてしまいます。

燻製中は煙がもくもくと上がる燻製器。かわいらしいリス達が見張り番をしています。

こちらはガラス戸に描かれた漢字とどうぶつの絵。なるほど、カンガルーとダチョウはこういう字だったんですね！

中に入ると、厨房が奥に見えます。長い長い角の鹿が正面からお出迎え。

店内はカウンター6席、テーブル26席。壁一面、ぐるりとレンガとヨーロピアンフェンスで囲われています。お城感、出てます！

窓側のお席もちょうど良い位置に目隠しシールが貼られており、外を気にせず過ごせます。

取材当日のランチメニューは「チキンステーキクリームソース」でした。「ジビエは未経験でちょっと・・・」という方もこちらのお店は安心です。チキン等のお肉もあるんですよ！

嬉しい事に17時までランチメニューがいただけます。しかもこのメニューの多さ！　プチデザートが＋100円に、ドリンクおかわりも＋100円。ゆっくりランチでおしゃべりに花も咲きますね。

こちらはグランドメニューです。鹿肉は、城主さんの出身地である信州・長野からだそう。

わたしも実際、ジビエは高級なイメージがして敷居が高いと思っていたのですが、メニューを見てこちらのお店ではリーズナブルなお値段で頂けることがわかりました。

比較的なじみのあるお肉やお魚のメニューもあるので、ジビエを食べに来ると思わずに「ちょっと外食しようかな」という時にちょうど良いお店かもしれません。

お子様セットもあるのでご家族での食事にも。

この季節ならではのメニュー「猪鍋」「熊鍋」シメの雑炊が美味しそうですね。

食事よりお酒！　という方は「燻製5種の盛り合わせ」に目が行くのではないでしょうか。

フードメニューもさることながら、アルコールメニューが驚く程たくさんあります。お食事だけを楽しむ事も、ジビエとお酒の豊かなマリアージュを楽しむ事もできますね！

スピリッツ・ブランデー・ウィスキー・フルーツワイン・カクテル・・・とにかくなんでもあります。

こちらはワインリストです。「ブレッド＆バター」は濃厚なバターのようなクリーミーさが印象的との事。どんなお味なのでしょうか！？

こちらは数量限定のものばかり。ブルーのスパークリングワイン「ラ・ヴァーグ・ブルー」が気になります。

クラフトジンもこれだけ豊富に取り揃えられています。食事との相性が良いジンがこれだけ揃っていれば、心ゆくまで楽しめそう。

ランチメニューより「カンガルーミドルフィレステーキランチ」です。

フィレステーキだけあって柔らかなお肉で、ジビエ特有のクセやくどさは感じられませんでした。上品なお肉に、添えられた燻製塩が良く合います。

こちらは「鹿ステーキランチ」です。

高タンパク低カロリーで鉄分の多い鹿肉は、女性だけでなくアスリートや身体作りをしている人にもオススメのお肉です。こちらももちろんしっとり食べやすく、案外さっぱりと食べられるのにお肉を食べた感がちゃんと残る一品でした。そして付け添えの秘伝の「美味だれ」の美味しいこと！パンで最後までしっかりといただきました。

食後のコーヒーでほっと一息。初めてのジビエに緊張もしましたが美味しくヘルシーな嬉しいランチタイムとなりました。

自家製のオリジナルリキュールは、砂糖を極力少なく作るので、味わいがとても濃いんだそう。ジビエがメインのお店でまさかこんなにお酒が豊富だとは思わなかった旨を城主さんにお伝えしたところ「実はそのメニューにないのがまだまだあってね・・・」との事。メニューに載せきれないお酒やその時にしか入ってこない珍しいお酒等もあるらしく、常連さんは店内を歩いてその時に並んでいるボトルからお酒を決めるんだとか。

そして最後にぜひともご紹介したいのは、隠れた大人気アイテムのこちら！　店頭の冷凍庫に眠る「自家製おやき」です。野沢菜・あずき・ナス等々・・・季節によって中身が替わるので一期一会の事もあるかも？！

この日は切り干し大根がありました。知っている人は店頭の冷凍BOXを覗いてあるのがわかると買いだめするほどで、わたしも冷凍庫のストックがなくなっていたので5個買いました。薄めのやわらかでつるっとした皮にぎっしりの具。解凍してレンチンで頂いても十分美味しいのですが、フライパンにごま油を引いて軽く焼くと絶品です。