【南阿蘇村】1時間に限定15食!週に4日しか開かない人気のお蕎麦屋さん。絶品麦とろろ飯もオススメ!
夏がくーると思い出すー♪
蒸し暑くなるこの時期、ふと思い出したように蕎麦が食べたくなるのは私だけでしょうか。かいおーるです。
以前から気になっていた、南阿蘇のお蕎麦屋さんに行ってきました!
南阿蘇村吉田にある「明神そば」
湧水公園の隣にあり「挽きたて・打ちたて・茹でたて」のお蕎麦にこだわったお店。
レビューでも高評価が多く、その人気が伺い知れます。
こじんまりとした建物ですが、駐車場は広く10台ほど停められ、公園が隣接しているからかトイレが外にあります。店内にはないのでご注意を。
こちらでは、一食一食手打ちのためそばの提供が1時間に15食まで。
着いたら入り口で番号札を受け取り、呼ばれるまで待ちます。
営業時間は11:00〜15:00ですが、お蕎麦が売り切れ次第クローズとなります。
この日は14時前に着いて私たちで最後だったみたい。
すでに十割蕎麦は完売していましたが食べられるだけでラッキー!
ちなみに営業日は水曜〜土曜日。
せっかくの日曜に行ったのに一人ポツン・・なんて悲しくなっちゃうので気をつけてね。
店内は靴を脱いで上がります。
木の温もりを感じる室内にテーブル席が6つ、床に座るタイプの席が2つ。
子供用の椅子もありました。
もはや無意識レベルでチェック(笑)
メニューは、シンプルながら必要なものはちゃんとある、そんな品揃え。
どれを選んでも美味しそう。
サイドメニューのおにぎりはちびっ子同伴に助かるし、さらにごぼう天盛が単品で頼めるのは嬉しい!
この日は山道を抜けてきたもので少し肌寒く、温かいごぼう天そば(900円)と麦とろろ飯(400円)を注文しました。
相方さんはざるの二八そば(800円)を。
料理を待つ間、そば茶であたたまります。
湯呑みから立ち昇るそばの良い香り。一口飲むと冷えた体にじんわり染み入ります。
子供にはお冷やを出してくれました。店員さんも親切でアットホームな雰囲気。
そば茶は入り口の販売コーナーにも並んでいました。他にも梅干しやお漬物、ゆず胡椒などがお手頃価格で購入可能。
店内を眺めながら待っていると、はじめに麦とろろ飯が運ばれてきました。
ご飯と別添えの器に、とろろが際までたっぷり!
見ているだけでお腹が空いてくる・・。
早速ご飯に流しかけて、
醤油をたらしていただきます。
・・うま!
とろろご飯ってこんなに美味しかったっけ?
なんだろう、旨みがすごい。まるで卵かけご飯を食べているような満足感。
ご飯は阿蘇の綺麗な水で育てたお米を使っているそう。
とろろに感動している間にお蕎麦も来ました。
なんと。
ごぼう天が半分はどんぶりに、あと半分は別添えになってる!!
最後まで揚げたてサクサクを楽しめるという未来が瞬時に想像できます。
久しぶりに蕎麦屋さんに来たのでよくわからないですが、これって普通なの?
普通?普通じゃない?どっち?(迷走)
どちらにせよ早くも2度目の感動に浸る・・。
薄切りのごぼう天が全部で6枚あり子供とシェアしても十分満足できる量。
言わずもがな美味い!
麺は短くスルスルと食べられます。
おつゆがあっさりしていて、気づいたら最後まで飲み干していました。
ざるそばはこちら。
最後の一食分だからと少し多めに盛ってくれました。ありがたい。
白っぽい色の綺麗なお蕎麦。口に入れるとそばの香りが広がります。
残ったおつゆにそば湯を足して、備え付けのゆず胡椒をちょっとかけると、爽やかな辛味とうまみがプラスされて大変美味。最後の最後まで楽しめます。
明神そばは、実は最初は蕎麦ではなくお好み焼き屋からスタートしたのだそう。
その後、一心庵という売り歩きのお蕎麦屋さんとの出会いをきっかけに、小国のそば街道で修行をし今の場所へ店舗を構えたのだとか。
もうじき二代目へ後継し引退されるという店主は69歳。
年齢を感じさせないほどお肌がツヤツヤ!その気さくな人柄と笑顔に元気をもらいました。
お腹いっぱいになった後は、隣の明神池名水公園を少し散策。
飲水するには一回濾過したい感じだけど、透き通った水が美しかったです。
ちょっと切ない河童伝説が残る湧水地。
訪問時はまだ咲いていませんでしたが、これからの時期は敷地内の紫陽花も楽しめます。雨が多くなるこれからの季節、お蕎麦と合わせて穴場スポットかも。
「明神そば」へ来店の際は定休日を確認の上、時間に余裕を持って行くのがおすすめ。
ぜひ、美味しいお蕎麦や麦とろろ飯を味わってみてください。
【明神そば】
住所:〒869-1503 熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字吉田1394
営業時間:11:00〜15:00(そばがなくなり次第終了)
定休日:日・月・火曜
電話番号:0967-62-8208
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