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【ランニング上達するには】走るだけじゃない。トレーニングと道具とケアが大事!

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|バランスよく走ろう

 走り始めると、筋肉痛が無くなったのに、膝や腰に痛みを感じたり、重怠い症状が残る、やる気が起きない。など走りを上達する障壁が増えてくる。バランス良い食事は勿論、走る以外の工夫をすれば、悩み解決!今回はトータルトレーニングをお勧めします。

|ストレッチなど早期ケアを

 走り終わったら直ぐにシャワーそしてビール、なんてことはありませんか?走った後の疲労は溜まったまま。直ぐに疲労回復に取り組まないと、ランニングフォームの崩れや怪我、怠さが残ります。10分で良いのでゆっくり伸ばす「スタティックストレッチ」、ケアでは「筋膜リリース」、シャワーの代わりに「湯船に浸かる」など走った分だけ時間をかけることが大事です。

|補強トレーニングは必須

 続いては基礎体力アップ、特に走る体力に見なう筋力が必要です。ランナーの多くは「怪我は誰もが通るもの?」そんな声を聞くとかなり残念。走り始めたらそれに耐えうる筋力をつけましょう。重りをつけて行う「マシントレーニング」や「フリーウエイトトレーニング」などゆっくり負荷をかけ強化しましょう。そして身体のバランスを整える「体幹トレーニング」は自宅で簡単に出来るのでお勧めです。より効率よく行うためには補強トレーニングを行いましょう。

|道具の管理

 先日、北海道日本ハムの新監督新庄ビックボスの現役時代の逸話で、練習がどんなに遅くなってもグローブとスパイクの手入れは欠かさない。ランナーの皆さんも履き終わったジューズそのままにしていませんか?更に長く履いたシューズ踵が削れていたり、シューズの中が削れ穴が開きそうになっていたり、ソールのクッション性は失われ、バランスは崩れるなどシューズの機能は完全に失われています。普段から手入れをしシューズの買い替えの時期を見極めましょう。

|専門家に相談しましょう

 色々な方法は専門家に相談するのが大事です。昔であれば、書籍で参考にしたり、直接マッサージ師のケアを受け相談したり、それらに加え、現在ではネットやYoutubeなどで紹介しています。直接間接に関わらず専門家に相談や参考になるものを見るのも大事です。走る以外のこともしっかり学びましょう。

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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