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【仙台市】枝豆の旨さ半端ない、づんだ餅。創業70余年の変わらぬ味「エンドー餅店」

ドジボ仙台情報クリエーター(仙台市)

仙台のソウルフードならぬソウルおやつ、づんだ餅。
づんだ餅を提供するお店はたくさんあるけれど、今日は創業70余年の老舗、エンドー餅店に伺った。

青葉区宮町にある店舗兼工場。

長年この地で営業してきたとうかがわせる飾り気のない店構えが、むしろ美味しそうな雰囲気をプンプン醸し出している。

サインがたくさん飾ってある。私が知らないだけで、実は人気店だったんだね。

お品書き。

づんだ餅(3ヶ480円)を購入。くるみ餅、ごま餅など美味しそうなものが揃っているけど、今日はづんだ餅。

パックには餡がぎっしり。

餅は小ぶり。食べやすくて丁度いい大きさだ。

まずは一口、パクッ。
豆の味が濃い~。ベタベタ甘くなく、しっかりと枝豆の旨さが前面に出されている。
あんには塩と砂糖だけを使い、余計な添加物はいっさい使っていないという。

さらに枝豆は旬のものを選んで使っているので、その時によって違ったりするそうだ。こだわっているんだなぁ。
今の時期は、夏に採った枝豆を急速冷凍して味が変わらないように保存したのを使っている。

今日の枝豆は「湯あがり娘」という品種。これ、居酒屋で食べたことがある。濃厚で旨いやつだ。枝豆が旨けりゃ、づんだも旨くなるわけだ。

そして何より私が気に入ってるのが、このツブツブ感。

農家をしていた田舎のおばあちゃんが作ってくれてたのが、こんな粗挽きだった。
70余年変わらぬエンドー餅店のづんだ餅、おばあちゃんを思い出す。

餅自体も美味しい。

粘りがあってしっかりした食感だ。
あん同様、保存料などいっさい無添加。最上級もち米と言われる宮城県産みやこがねを100%使用。

こういうこだわりが長年みんなに愛されている理由なのだろう。

そしてもう1つ買った。お店で見てビビッときた、いちご大福の白あん(1ヶ250円)

白あんは、小豆で作る黒あんよりもあっさりして、いちごとの相性バツグン。
季節商品なのでこちらはお早めにどうぞ。

他にも、だんごや桜餅、塩豆大福など揃っている。
また、がんづきや草もちなど、子供の頃から食べ続けている郷土お菓子もショーケースの中に見つけた。

今や全国区のお菓子として有名になったづんだ餅、老舗の変わらぬ味を楽しんでみてはいかが。

【店舗情報】
エンドー餅店
・営業時間 8:30~18:00
・定休日 木曜日
・電話 022-223-9512
・仙台市青葉区宮町4-7-26
エンドー餅店公式サイト

仙台情報クリエーター(仙台市)

仙台を拠点として動き回っています。冬は近県でスキー、夏はマラソンとゴルフ、時々カヤック。そして旨くて安い店でガッツリ食べる。仙台のマニアックな情報をお伝えします。

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