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フラードが7回途中ノーヒットで降板。完璧投で9勝目を挙げる キウム4連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7回途中まで無安打投球の好投を見せたアリエル・フラード(写真:キウムヒーローズ)

9月に入り日曜日の試合開始時間が17時から14時に。全5試合がデーゲームで行われた。

キウムヒーローズ-KTウィズ(コチョク)はキウムの先発アリエル・フラードが好投。7回2死までKT打線にヒットを1本も打たれず、1四球99球でマウンドを降りた。

フラードはスライダー、チェンジアップでカウントを稼ぎ、高めの直球を振らせるなど8つの三振を奪い、KT打線を封じていった。

試合は打線が早い回から得点を重ねたキウムが7-0で勝利。キウムは4連勝。フラードは9勝目(8敗)を挙げた。

◇9月3日(日)の結果

・LG 3 - 5 ハンファ(チャムシル)

 勝:キム ボムス

 敗:イム チャンギュ

・キウム 7 - 0 KT(コチョク)

 勝:フラード

 敗:キム ミン

・SSG 6 - 8 KIA(インチョン)

 勝:チョン サンヒョン

 敗:ソ ジンヨン

・サムスン 6 - 1 NC(テグ)

 勝:ブキャナン

 敗:チェ ソンヨン

・ロッテ 0 - 2 トゥサン(プサン)

 勝:ブランドン

 敗:バーンズ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「3位のSSGがコーチ入れ替え」

首位争いから後退している3位のSSGランダーズが1、2軍コーチの配置転換を発表。打撃、投手両部門のコーチが入れ替えとなった。新たな配置は以下の通り。

1軍打撃 チョン・ギョンベ、パク・チョングォン

1軍投手 イ・スンホ、チェ・ビョンヨン

2軍打撃 イ・ジンヨン、オ・ジュンヒョク

2軍投手 チョ・ウンチョン

SSGは3日、KIAタイガースに敗れて4連敗。一方KIAは8連勝。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

トゥサンベアーズ戦に9番センターで出場。1打席目投手前の送りバント、2打席目空振り三振、3打席目ショートゴロ。2打数無安打。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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