洋裁でボールペンは使用を避けるべき理由!知らないと完成した後台無しになる事も!
洋裁教室で服の作り方を教えていると型紙を作ったり、布に型紙を写したりするときにボールペンを使おうとする方がいらっしゃいます。
でもシャツとかのポケットにボールペンを入れているとポケットにボールペンのインクが付いて洗濯したらにじんでしまった経験がある方も多いと思います。
また紙に書いた時にインクだまりが出て、手について型紙や生地で汚してしまったことありませんか?
水性ボールペンは滲みます
ボールペンは、水性、耐水性、いろいろなインクのものがあります。
でもほとんどの方は自分が使っているボールペンは水に濡れるとどうなるか分かりませんよね?
この内容ははどこのメーカーのペンが耐水性、水性かを検証するものではありません。
写せればいいと手持ちのボールペンを使っていると、こうなる物もあるので、耐水性かどうか調べて使う位なら洋裁用のチャコを使った方が使いやすくていいですよという内容となっております。
どうなるかイメージしやすいように、家にあるボールペン色々を実際に布に書いて濡らしてみました。
にじむものはものすごくにじむでしょう?
化繊だとよりインクが繊維にそって散っていきます。
こういう理由でボールペンは洋裁には向いていないものがあります。
まとめ
ボールペンを洋裁で使うのはやめておいた方がいい理由
- インクだまりが出来て手や布などが汚れる
- ものすごくにじむインクのものがある
- 切り落とすから大丈夫と思ったら、洗濯した時少し残っていたところから一気に滲んで汚れる。
- 型紙の場合消せないので、修正した後どれが正しい線かわかりにくくなくなる
以上の理由からボールペンは洋裁に向かないものがあるので、使わないことをおすすめします。
じゃあ何をつかったらいいの?
型紙を書く時はシャーペン。
ボールペンだと消せないので修正した後どれが正しい線なのかわかりにくくなったりします。芯が柔いとこすって手や紙が汚れやすいので、均一な細い線が描けるHBのシャープペンシルがおすすめ。
布に型紙を写す時はチャコペンやテーラードチョーク
チャコにも相性があるのでそれはまた別の記事で説明しますね!