【食べるのが遅い子ども】保育園ではどのような対応をしてるの?保護者が一番気になるところ
こんばんは、子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。
保育園は集団生活です、おやつの時間や給食の時間は決められています。子どもは日課に沿って一日を過ごしていますが、個人差があり集団についていける子、少々遅くてもなんとかついていける子、ついていけない子などさまざまです。
特に給食の時間では、早く食べてしまう子や遅い子がいて、保育士は少々苦労する時間でもあります。
さて、わが子の食べるスピードが遅いと保育園ではどうしているのか気になりますよね、今回は保育園での対応を紹介していきたいと思います。
順番をずらす
それぞれの保育園で給食の順番というものは決められており、乳児クラスでは場所の関係上、一斉に食べられない場合などは一番目に食べる子、二番目に食べる子としていることもあります。
一番目に食べる子は、食べている途中でいつも眠たくなってしまう子など、子どもの普段の様子から決めていることが多いです。
二番目に食べる子は、体力がありあまり寝ない子や食べるスピードが遅い子などです。
食べるスピードが遅い子どもは、ゆっくり食べていても問題のないようにしています、時には他の子どもが寝静まった時間になっても食べていることがあります。しかし、あまり長時間になってくると食べる意欲もなくなってしまうので、適切な言葉がけをして切り上げることもあるでしょう。
量を調節
メニューによっては、食べる時間が遅くなったり、早くなったりすることがあります。
好きなメニューの日やあまり噛まなくても食べれるメニューの日は、比較的早く終わることが多く、魚などいつまでも飲み込めない食材があると、遅くなります。
食べるスピードが極端に遅い子どもには、予め保育士が食べられる量を聞いたり、子どもが自分で盛り付けられたお皿を選んだり(幼児クラス)しています。
時には保育士が切り上げることも
特に乳児クラスでは、「集中力がなくなっている」「寝そうになっている」「食べ物で遊んでいる」などが見られたら時間を見ながら保育士が切り上げることもあります。
子どもはまだ食べたい気持ちがある!と訴えながらも半分寝ていることがよくあり、微笑ましいですが給食の時間もある程度決められているので仕方がないこともあるのです。
まとめ
保護者があまり心配しなくても子どもは他の子どもをよく見ていますし、モリモリ食べている様子を見ると負けずに頑張って食べています。
なので集団生活ではあるけれど、いい刺激を受けながら子どもは成長しています、保育士も給食の時間が楽しい時間であるよう配慮していますし、子どもに合った対応をしているので安心してくださいね。