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1—1、8回裏2死満塁で抑えコ・ウソクと代打キム・ガンミンの対戦、結果は?<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
走者のカン・ジンソンを迎え入れる代打のキム・ガンミン(写真:SSGランダーズ)

20日のKBOリーグは1試合が14時開始、4試合が17時開始で行われた。

SSGランダーズ-LGツインズ(インチョン)はSSGロエニス・エリアス、LGアダム・プルトコの両先発投手が好投。1-1の同点で8回まで進んだ。

8回裏、SSGは2死から2連打で一、三塁のチャンスを作ると、LGは抑えのコ・ウソクを投入。コ・ウソクは8番のチョン・ウィサンに死球を与え2死満塁となった。

SSGはこの場面で代打のキム・ガンミンを起用。コ・ウソクは初球に155キロの速球を投じ、キム・ガンミンはフルスイング。1ストライクとなった。

続く2球目もコ・ウソクは154キロのストレートを投げ込むも、これがナチュラルにシュート回転した。ボールは捕手のミットの先を弾いて三塁側ベンチ方向へ(記録は暴投)。この間に三塁走者が生還し、SSGは2-1と勝ち越しに成功。9回の守りを0点に抑えて勝利した。

SSGは連敗を5でストップ。連敗中に2位から3位に転落したSSGと首位LGとのゲーム差は1つ縮まり8となった。

◇8月20日(日)の結果

・トゥサン 5 - 12 NC(チャムシル)

 勝:タナー

 敗:クァク ピン

・キウム 7 - 6 ロッテ(コチョク)

 勝:イ ミョンジョン

 敗:ク スンミン

・SSG 2 - 1 LG(インチョン)

 勝:エリアス

 敗:パクミョングン

・ハンファ 0 - 3 KT(テジョン)

 勝:クエバス

 敗:ペーニャ

・サムスン 6 - 4 KIA(テグ)

 勝:ウ ギュミン

 敗:チョン サンヒョン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「1時間28分中断後に再開」

サムスンライオンズ-KIAタイガース(テグ)は2回裏が終わったところで、雨により中断。1時間28分後に試合は再開となった。試合時間は3時間27分。中断時間を含めて、試合が終わったのは開始から4時間55分後の21時55分だった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

キウムヒーローズ戦に1番レフトで出場。1打席目セカンドゴロ、2打席目ライトフライ、3打席目セーフティー気味の送りバントを成功。4打席目センターフライ。8回に代打にチョン・ジュンウが起用され退いた。3打数無安打。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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