ダイソーで700円「真空2重保冷ホルダー」を検証実験して分かった実力とコスパ【100均キャンプギア】
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kanochikara/article/00291293/top_1660782935426.jpeg?exp=10800)
こんにちは!キャンプ系動画を配信している「かの地から」しーまんです。
100均キャンプギアを紹介してもう長いですが、ダイソーが抜きんでているように思います。
やはり100円以上の商品をどんどん開発してる強さだと思うんですが、今回紹介する「保冷缶ホルダー」も700円と少しお高め。
果たして、その実力はどれくらいの物なのでしょうか?
まず最初に、真空2重ステンレスペットボトルホルダー
2種類あったので、両方買ってきました。
500mlペットボトルに対応した物と、500ml缶に対応した物です。
![ペットボトル対応のステンレスボトルホルダー](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kanochikara/article/00291293/internal_1660783550551.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
左側にあるのが、真空2重ステンレスペットボトルホルダー。
500mlの物に対応していて、上部分には穴の空いたシリコンゴムが付いています。
![フタはシリコンゴム製](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kanochikara/article/00291293/internal_1660783573461.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
サイズは直径75mm、高さは165mmとなっていて、冷たいペットボトルだけでなく温かいペットボトルにも対応とのこと。
底にはすべり止めが付いているので、テーブルの上に置いてもズレずに使いやすいです。
注意点は「500mlペットボトル」に対応という所
![「500mlの」ペットボトル対応なので注意](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kanochikara/article/00291293/internal_1660783624728.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
夏の時期などは、お茶やミネラルウォーターの容量が増えたりしますよね。
あくまで500mlペットボトル対応なので、容量が多い物は入れられないことはないですがシリコンのフタが外れやすいです。
500mlペットボトルを選ぶようにしましょう。
また、通常のペットボトルよりも当然太くなってしまうため、車のドリンクホルダーには置けなくなるのも注意点。
続いて、真空2重ステンレス缶ホルダー
![500ml缶なので主に酒類かな?](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kanochikara/article/00291293/internal_1660783556169.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今回、テストのために500ml缶を探したのですが、あるのは酒類かノンアル飲料だけでした。
500ml缶のコーラやアクエリアスが昔は自動販売機でよくあったんですけどね…。
今では500mlの清涼飲料水はレアなのかもしれません。
![こちらも温かい物と冷たい物に対応](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kanochikara/article/00291293/internal_1660783579358.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ということで、お酒を飲まない人にとってはこの500ml缶対応のステンレスホルダーはあまり使い道がないかもしれません。
ビールやチューハイ、ハイボールを飲む方向けですね。
TCタープの下で時間経過と温度の変化を計測
それぞれのステンレスホルダーの中に飲み物を入れ、水温計を入れて時間と共に水温がどのように変化するのか?を実験してみました。
![3.8~4.2度からスタート](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kanochikara/article/00291293/internal_1660783588032.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
気温34度
天気は晴れ(時々雲がかかる程度)
TCタープの下で日陰
という中で実験開始。約1時間ほど放置してみると…。
![だいぶ水温が違うけど、こんなはずはない](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kanochikara/article/00291293/internal_1660783593803.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ペットボトルホルダーは3.8度→5.2度
500ml缶ホルダーは4.2度→17.8度
というように水温が変わりました。
あまりにも違いすぎるので、こんなはずはないだろうと日なたで再テスト。
雲がかかり気味の日なたに置いて時間経過と温度の変化を計測
水温計のある位置に問題がありそうだったので、共に底までしっかり沈めて実験開始です。
![今度は水温計の位置をしっかり確認してテスト](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kanochikara/article/00291293/internal_1660783598392.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
共に4.2度からスタートしましたが、今度は時間経過により条件が少し変わりました。
気温33度
天気は晴れ(雲がかかる時間が多い)
タープ無しで直射日光の下
テストを開始してから約40分後…。
![今度はきちんと測定できたようです](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kanochikara/article/00291293/internal_1660783605938.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ペットボトルホルダーは4.2度→4.7度
500ml缶ホルダーは4.2度→5.9度
という結果になりました。うん、これが正しい測定結果でしょう。
![水温計の位置によって温度が変わった原因](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kanochikara/article/00291293/internal_1660783611111.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
測定値以外の「体感」なのですが、底の方は冷たいのですが、上の方は時間の経過でさすがにぬるくなっていました。
絵で表すなら上の写真のような感じです。
赤い部分がぬるくなっていて、青い部分が冷たいままでした。
もちろん、飲み物は「飲み進める」ものなので、実際に飲んでいるうちに温度は変わりやすくなるとは思います。
テストの結果、700円なら十分な実力を感じられた
ダイソーで700円というと高額商品の部類ですが、他のショップで買うともっとするはず。
これだけの実力があれば、夏のアウトドアでの使用に十分使える物ですし、コスパも良いのではないでしょうか?
特にペットボトルをよく買う!という人にとっては、最後まで冷たさを感じるまま飲めると思うので炎天下の中で助かる品ではないかと思います。
動画でも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください!
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《プロフィール》
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【かの地から しーまん】
キャンプ歴5年の山口県在住3児の父。
キャンプなどのアウトドアをはじめ、DIYや料理、クロスバイクや車中泊など様々な趣味をYouTubeや各種SNSで発信中。
山口県を拠点として、全国各地に遠征するのが楽しみの1つです。
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