これで探し物が減る!キッチンは「1軍・2軍」収納で使いやすさが格段にアップ
整理収納アドバイザーむらさきすいこです。「キッチンで探し物に時間を取られがち」「目的の物が見つけにくい」とお困りではありませんか?今回は、私が実践しているキッチンの「1軍・2軍」収納法をご紹介します。
1.調理ツール
訪問整理収納サポートで多くのご家庭を訪れる私ですが、菜箸やおたま、トングなどが引き出しに大量に収納されているケースをよく目にします。ピーラーやワインオープナー、メジャースプーン、計量カップなど同じ種類の物を複数持っているご家庭も少なくありません。多くの調理ツールの中から、必要な物を探すのに苦労している方が多いのです。
そのような悩みを解消する方法が、「1軍・2軍」収納です。まず、全ての調理ツールを収納から出し、「毎日~1週間に2、3回使うもの(1軍)」と「それ以外(2軍)」に分類します。この過程で、不必要な物も見つけることができます。
次に、1軍の調理ツールを使いやすい場所に戻し、2軍の物は収納ボックスやジッパー付き保存袋に入れておきましょう。
1軍のみを収めた引き出しは、一目瞭然で、出し入れも簡単になります。
使用頻度が低い2軍の調理ツールは、少し取り出しにくい場所に置いても問題ありません。
すべての調理ツールを一箇所に収納する必要はなく、「1軍・2軍」に分けることで、日々の家事のストレスを減らすことができます。
2.カトラリー
カトラリーには「日常的に使うもの」と「来客時にしか使わないもの・使用頻度が低いもの」がある人が多いのではないでしょうか。これらを同じ場所に収納すると、量が増えて取り出しにくくなります。
そこで、筆者の家ではカトラリーを「重ねられる収納ケース」に入れ、「上段に1軍」「下段に2軍」を収納しています。
こうすることで、日常的に使うカトラリーが簡単に取り出せて、探す手間も省けます。
3.コップ類
「1軍・2軍」の収納法は、グラスやマグカップにも適用できます。大量のマグカップを持っていて、棚や引き出しを圧迫しているケースをよく見ます。でも、実際に日常的に使っている数は少ないという人はいませんか?
そのような時は、日常的に使うカップを目線の高さにある棚や使いやすい引き出しに収納し、それ以外は取り出しにくい場所に収納するのがおすすめ。
これにより、取り出しやすく、戻しやすい収納になります。
いかがでしたか?ご紹介したように、キッチンは「1軍・2軍」の使用頻度に応じて収納することで暮らしやすさが格段にアップします。ぜひ試してみてください。