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6位転落危機のKIAが連敗を9でストップ ヤン・ヒョンジョン12勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
チームの連敗を9で止めたヤン・ヒョンジョン(写真:KIAタイガース)

22日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

9連敗中の5位KIAタイガースと0.5ゲーム差で追う6位NCダイノスが対戦。KIAヤン・ヒョンジョン、NCク・チャンモの両エースが先発した試合は、KIAが初回に5本のヒットを連ねて3点を先制。ヤン・ヒョンジョンが6回途中1失点とリードを守って、KIAが3-1で勝利した。

KIAは9月10日以来の勝利でポストシーズン進出圏内の5位を死守。ヤン・ヒョンジョンは12勝目(7敗)で、今季リーグ初の他の9球団すべてからの白星となった。

またヤン・ヒョンジョンは今季の投球回数が170回に到達し、2014年以降8シーズン連続の投球回数170回超えを記録した(米球界でプレーした2021年を除く)。リーグ初記録。

◇9月22日(木)の結果

・LG 1 - 7 ロッテ(チャムシル)

 勝:バーンズ

 敗:イム チャンギュ

・キウム 2 - 5 トゥサン(コチョク)

 勝:キム ミョンシン

 敗:チョン チャンホン

・SSG 10 - 1 ハンファ(インチョン)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:チャン シファン

・サムスン 7 - 9 KT(テグ)

 勝:キム ジェユン

 敗:イ ジェイク

・NC 1 - 3 KIA(チャンウォン)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:ク チャンモ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「WBC韓国代表、強化試合でオリックス、阪神と対戦」

来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドに先立ち行われる強化試合で、韓国代表はオリックス、阪神と対戦することが発表になった。3月6日にオリックス戦、翌7日に阪神戦がいずれも京セラドーム大阪で行われる。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

この日、トゥサンの2軍戦はなかった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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