【名古屋市中村区】至高のやわらかさ…!フレンチシェフが創りだす、雪室熟成豚の極上カツレツとは?
こんにちは。名古屋の情報発信ライター 土庄蘭です。
名駅エリアで、美しさと美味しさを兼ね備えたカツレツに出会いました。
その名も「カツレツ マツムラ」。フレンチシェフが創りだす、“火入れ”にこだわりぬいた上質なカツレツをご紹介します。
「カツレツ マツムラ」があるのは、名古屋駅直結の大名古屋ビルヂング3F。洗練された佇まいのお店です。
こちらのお店は、元々松村憲一シェフが手掛けるフレンチレストラン「メゾン ルパン ミュラ」でした。2020年2月の新店舗移転に伴い、松村シェフのエスプリから創られた「カツレツ マツムラ」を新たにオープン。
平日のランチメニューは3種類です。
・「雪室熟成豚フィレ肉低温カツレツ(100g/150g)」(税込2,200円/税込2,750円)
・「ささみフィレカツと雪室熟成豚フィレ肉低温カツレツ」(税込1,769円)※平日限定
・「雪室熟成豚のメンチカツレツと雪室熟成豚フィレ肉低温カツレツ」(税込1,650円)※平日限定
今回は看板メニューの「雪室熟成豚フィレ肉低温カツレツ(100g)」を注文しました。
伺ったのは平日11時半でしたが、すでに満席。20分程待ったのち、カウンター席に案内していただきました。
美しいテーブルセッティングや、「カツレツ マツムラ」のマークが描かれたアンダープレートなど、随所にこだわりが感じられます。
お料理はコース仕立てでの提供。フレンチレストランのようなきめ細かなサービスも印象的で、なんだか特別感があります。
カツレツができあがるまで、カブと白菜の香の物をいただきました。こういった香の物一品にもこだわり、丁寧につくられているそうです。
メインの「雪室熟成豚フィレ肉低温カツレツ(100g)」です!
「雪室熟成豚」と名付けられたお肉は、雪室=降り積もった雪でつくる“天然の冷蔵庫”で熟成することで、しっとりやわらかい肉質とまろやかな旨味が引き出された究極の熟成肉に。そして、低温ラードによるゆっくり丁寧な火入れが叶えた、極上のカツレツになっています。
カツレツのロゼ色に輝く断面に思わず見とれてしまいました。脂は少なく、きめ細かく美しい肉質の豚フィレ肉です。
ソースをつけずに一口いただくと、究極のやわらかさとまろやかな旨味を解き放つお肉に驚愕!噛めば噛むほどに、甘い旨味が口に鼻に広がっていきます。肉厚で食べ応えも充分にありつつ、重たくなく、とにかくやわらかい。
そして、お肉を包み込む衣はふわふわでやわらかい。衣とお肉が一体化してまるで雪のようにとろけていきました。
こちらは、キャベツ用ドレッシング(写真左)と、カツレツ用ソース(写真右)。
カツレツ用ソースは左から順に、“3カ月熟成したすだちポン酢”、“マルドンの塩”、“自家製ウスターソース”の3種類です。
何もつけずにお肉の素材そのままの美味しさで・塩で旨味を引き立たせて・熟成すだちポン酢でさっぱり・自家製ウスターソースでフルーティーに!
味の変化や、自分好みのお気に入りを見つけるのも楽しみの一つですね。
個人的には、マルドンの塩が特にお気に入りでした。塩をつけることで、お肉の旨味がより一層引き立てられ、素材そのものの旨味をシャープに味わうことができました。
カツレツとともにお箸が止まらなかったのが、北海道産ななつぼしの土鍋ごはんと、浜名湖産あおさの味噌汁。ふわふわ甘いお米と磯の香りがさらに食欲をそそります。
食後には、 ヨーグルトのソルベをいただきました。カツレツの余韻から、さっぱりマイルドな味わいでなめらかな口溶けのソルベで最高の締めとなりました。
フレンチシェフが創りだす、火入れにこだわった「カツレツ マツムラ」の上質なカツレツ。ぜひ味わってみてください!