【富士宮市】驚く出来栄えのおじいちゃん、おばあちゃん!見に来て!市役所1階市民ホールの『福祉作品展』
富士宮市役所1階市民ホールにて、1月6日(金)から1月27日(金)の間、障害のある人や、特別支援学級の生徒、福祉施設を利用している人の作品が展示されています。
本日からは第2部の展示が始まるという事で、福祉関係の方々が作品を丁寧に搬入していました。
その中でも、二度見したのがこちらのおじいちゃんとおばあちゃんのお人形。等身大ほどあるので、遠目から見たら本当の老夫婦みたいに見えます。
おばあちゃんの膝には三毛猫が、おじいちゃんは2匹の鳥を抱えていて、何やら仲睦まじく会話しているように見えるその姿は、なんだか心をほっこり笑顔にしてくれます。
おじいちゃんとおばあちゃんの愛らしい人形の後ろにあるウサギの絵は花紙を丸めた小さなボールを貼り合わせて作られています。
これだけ大きな絵を作るには一体いくつの花紙のボールが必要なのでしょうか…考えると気が遠くなります。
その他にも絵ハガキや作った料理の写真、編み物や絵画、書道などの展示されていました。
張り子のような大きなかわいいウサギもあります。
どれもこれも和む作品ばかりで、見ているだけで心が豊かになるような気がしました。
帰り際、ちょうど聞いていたラジオで傷害のある妹がいるお姉ちゃんが妹のことを話している言葉を聞きました。「障害は『害』と言う言葉が付くから、悪いような、暗いようなイメージに聞こえるけれど、障害は、その人その人の個性なんだと思う」
『福祉作品展』を見て来たばかりの私に、その言葉はとても心に残りました。
私は不器用なので、展示されていた作品のように作ってみてと言われたら、きっとずっと不格好な作品になってしまうと思うし、見ている人を笑顔にすることも難しい…、各々の個性を引き出せている『福祉作品展』は、楽しんで見るだけでなく、いろいろなことを感じ取れる展示となっていました。
福祉作品展
第一部:1月6日(金)~13日(金)
第二部:1月16日(月)~20日(金)
第三部:1月23日(月)~27日(金)
時間:8:30~17:00
*いずれの部も最終日は12:00まで
場所:市役所1階市民ホール・111会議室
住所:富士宮市弓沢町150