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植物園のような銭湯カフェ!築70年超え「宮の湯」跡地を利用したカフェでゆっくりティータイム

otoホリデーノート運営 / 大人女子のご機嫌なおでかけ

こんにちは、ホリデーノートを運営しているotoです。今回は、根津にあるカフェ「MATCHA&ESPRESSO MIYANO-YU」へ行ってきました。東京メトロ千代田線「根津駅」から徒歩2分の場所、大通りから一本入ったところにあります。

元銭湯のお洒落カフェ「MATCHA&ESPRESSO MIYANO-YU」

根津に1951年に開業した銭湯「宮の湯」。2008年に老朽化により閉業した銭湯はいま、谷根千(谷中、根津、千駄木)散歩の足休めに訪れたい、お洒落なカフェに様変わりしています。

お店のドアを開けると、まず目に入るのが下駄箱。ここは注文カウンターになっており、先に注文してお会計を済ませます。

店名に”MATCHA&ESPRESSO”とあるとおり、抹茶とコーヒーにこだわりがあるカフェ。抹茶は静岡県産の有機栽培の希少な抹茶「おくみどり」を使用とのこと。

運ばれてきた瞬間、思わず「美しい…」と心のなかでつぶやいてしまうほど、濃く綺麗な、まさしく抹茶色をした「抹茶ラテ(680円)」。一気に飲んでしまいそうなぐらいに飲みやすく、抹茶の旨みを感じます。

スイーツメニューもありますが、なんと「MATCHA&ESPRESSO MIYANO-YU」はパンの持ち込みがOK!筆者は知らずに訪れてしまい、つぎはパンを用意して、コーヒーメニューとともに過ごしたいなと思っています。コーヒーはすべて自家焙煎。

筆者がゆっくり寛いだのは、小さな階段をのぼった屋根裏部屋のような場所。天井が低く、秘密基地のような雰囲気でちょっぴりワクワクします。座る場所は畳になっており、スーパー銭湯の休憩室で寛いでいる気分です。

抹茶ラテで喉を潤したあと、浴室のほうを見学しようと階段をおりる際、店長さんが「気をつけてくださいね」と優しく声をかけてくださいました。心があたたかくなります。

銭湯の面影が随所にのこる浴室へ

抹茶ラテをいただきゆっくり過ごしたあと、浴室だった場所を見学しました。こちらでも飲食ができます。

お店の方がいろいろと説明をしてくださる中で、2024年4月から放送されていた、川口春奈さん主演のTBS金曜ドラマ『9ボーダー』を見ているお客さんが訪れるという話をしてくださいました。

ドラマのストーリーと、銭湯をカフェにした「MATCHA&ESPRESSO MIYANO-YU」に共通点があるよう。ドラマファンの方も訪れると楽しいかもしれません。

靴を脱いであがる畳の席は、浴槽があった場所。「座風呂」と書かれたまま残っていますね。

この天井の高さも、ここが銭湯の浴室であったことを教えてくれます。

カランも残っています。レトロなタイルが可愛いですね。

さながら植物園のような緑の多さです。浴室に緑を置くだけで、こんなにお洒落な空間になってしまうのですね。

ここまで銭湯の雰囲気をのこしたままカフェを営業している場所も、そう多くないのではないでしょうか。貴重な体験ができます。

MATCHA&ESPRESSO MIYANO-YU
住所:東京都文京区根津2丁目19-8 SENTOビル 1C
電話番号:03-6882-9205
営業時間:11:30〜18:30
公式サイト(外部リンク)

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